ピンクの休日に密着し隊─────---- - - - -
若干のホモ要素有りと言っていいのか疑問を抱く(だって言っちゃったら翔ちゃんがただの犯罪者になっちゃうから)←
今回は翔ちゃん目線でお送りしますw
純粋なショタ主をお楽しみください↓↓
「彩輝?」
いつもは社長と一緒にいる、小学生アイドルの彩輝が今日は朝から俺にくっついている。
──写真をとるためのカメラを持って。
『翔にぃ、どうかした?』
きょとんとする彩輝はかw……じゃなくて、上目遣いでこちらを見ている。
「もう一度聞くけど、今日はなにがしたいんだ?」
『密着取材! 早乙女のおじちゃんから「Mr.サイキの夏の宿題は《密着取材》デース! シャイニング事務所ならだれでも良いので、1日密着してきてクダサーイ」って言われたの』
そうかそうか。
また社長の気まぐれか。
「で、俺が選ばれたんだな……」
『うん! 僕、翔にぃ大好きだから一緒に遊べたらなぁって思って』
まぁ、それはこちらも一緒だ。コイツは可愛い弟分で、たまには仕事抜きで一緒に遊びたい(今回のは仕事と言うより社長の遊びだ)。
が、しかし。
「密着取材はいいけどな?」
『うん』
「………密着取材の密着って、物理的に密着することじゃないぞ?」
『え!?』
そう、彩輝は俺の背中に引っ付いているのだ。
可愛いが今は夏だ。かなり暑い。
『違ったんだ……』
しょぼんとする彩輝の頭に、垂れた犬耳が見える……だと…!?
「あーもー! そんなに気ぃ落とすなって。アイスおごってやっからさ」
『わぁい! アイスっアイスっ!』
「わぁ、二人とも仲良しさんなんですね!」
「そうだね。アレがなければもっといいのに」
「アレ、ですか?」
「サイキの持ってるカメラの内部に仕込まれた盗聴機・盗撮機」
「えぇ!?」
「はぁ……ナツキ、間接的にあのカメラ壊すよ。手伝って」
「はい、任せてください藍ちゃん!」