黄の目線で見てみ隊─────---- - - - -
他の「〜隊」に比べてホモ要素は少ない。が、天然カップルが見られる(笑)
ちょっと幼稚でピュアな小さい男主と通常運転の那月w
場所は中庭的な場所です
『なっちゃん』
「なんですか、彩輝くん」
お昼を食べて、お腹も膨れて、ちょっとお昼寝して元気になった僕は、ちょっとなっちゃんにお願い事をしてみた。
『おんぶして?』
「はい、いいですよぉ」
僕はみんなに比べて背が小さくて、目線が低いから、なっちゃん達みたいな高いところからの景色に憧れる。高いところは苦手じゃないし、なっちゃんも承諾してくれたので、早速おんぶしてもらう。
『わぁっ! 高いね、なっちゃんすごい!』
いつもは見上げなきゃ見れないなっちゃんの顔が隣にあるし、普段より遠くまで見える。
「そうですか? 僕はいつもこの目線なので、すごいかどうかはわかりませんけど、彩輝くんが楽しそうなので嬉しいですっ」
なっちゃんの目線はとっても高くてなんだかワクワクした。
『よーし、このまま向こう行ってみようよ!』
「わかりましたぁっ」
「…………………」
「藍、どこに行くんだよ」
「ラボ」
「は?」
「博士に身体を大きくしてもらってくる。ショウ、みんなに伝えておいてね」
「いやいやいやいや、ちょっと待て。これから仕事だろうが」
「うるさい」
「俺が悪いのか!?」