「…う…ん……?」
まぶしい。ゆっくり目を開けると、見慣れない天井が目に入った。
「ふぁー……あ?」
目を擦ろうとすると、なぜか自分のものではないパジャマを着ている。しかもデザインが完全に子供用だ。ていうか俺は寝るとき下着しか着けねぇし。
「…どこだ…こ…こぉ!?」
キョロキョロと、見渡した瞬間。
「すぅ………すぅ………ん、ぅ…?」
(っんで黄瀬がいるんだよぉぉぉお!?)
「……青峰っち、おはよーッス……って、あぁ!!」
ガバッと起きた黄瀬が、ペタペタと俺に触ってくる。
「戻ったんッスね!? 良かったぁぁぁぁあ……!」
起きるなりなんだコイツは。
「戻ったとか意味わかんねぇよ! つか触んな気持ちわりぃっ。……んで、なんで俺はここにいんのか説明しろ」
黄瀬の頭にアイアンクローをきめながら、説明させる。
「かくかくしかじかで子供になってたんッスよ、青峰っち! 他の二人もちっさくなっちゃうし桃井っちは逃げるし……」
おい作者、説明書くのめんどくさいからって省略すんな。まぁ意味はわかったからいいとする。
「さつきェ……」
「とにかく、学校行くッス! みんなも戻ってるか確認しないと……」
……いや、その前に。
「俺の制服、無くね?」
「あ」