Novel
あの子に壁ドンしてみた
小さい女主(身体的な意味でも年齢的な意味でも)
『あっくん、しゃがんで』
「んー? はい」
『よいしょ……あれ?』
「……なにしてるのー?」
『ひーちゃん(氷室)がね、「敦に壁ドンしてごらん」って言ってたからしてみたの』
「……壁ドン、教わったんだ?」
『劉がおしえてくれたー』
「ちょっと、お菓子食べて待ってて?」
『なんでー?』
「ちょっと後片付けしなきゃなんだよね」
『わかった! お利口さんにしてたら肩車してね』
「うん」
「「「……部室がカオスに……!?」」」