Novel
忘れがちなあの人
無駄に幼馴染み設定
『ふーくーだー』
「んー?」
『なんで背とか結構高いのに影の薄さがハンパないの?』
「んだとテメェ」
『否定できるかい?』
「………………」
『まぁ浩一くんもよく忘れるけど。光樹くんは結構出てるし』
「うるさいほっとけ。つかなんで俺が苗字で呼ばれてんのに他の奴は名前なんだよ。一応幼馴染みだぞ」
『えーと……腹いせ?』
「何に対する」
『土田聡史』
「土田先輩? なんで」
『だって、影も目も薄いのに福田より試合出てるんだもん』
「……土田先輩悪くなくね?」
『…………うん。ごめんね、寛』
「おう」
何がしたかったか皆目検討もつかんな。どうしよう