 11.23 08:39 シャラ様シャラちゃんへ 同じく、#8で大号泣したユアです。 ほんと、とんっでもない回でしたね。物語上、室長の挫折や敗北が必要だったのでしょうが、まさかここまで露骨にえげつない描き方をするとは……!! 胸が抉られました。 室長が息を荒げるなんて、初めてでしたよね。それに、汗も。この人もちゃんと汗をかくのだということを、今回初めて知りました。もちろん、室長のあの翻弄する姿はつらかったのですが、私もあの汗にはドキッとしましたよ(笑)。 イワさんのリボルバー、かっこよかったですね。私も三蔵を思い出しました。あの、諦念を根底とした余裕のあるオッサンは非常にかっこいい。もし私が室長を好きじゃなかったなら、あの戦闘シーンのイワさんに惚れ惚れしたと思います。実際は室長ばっかり見てましたけどw イワさんにとって室長は、挫折を知らず理想論を語る若造なんでしょうね。実際、そうなんだと思います。元々のハイスペックと更に王の力で、室長はこれまでの人生負け知らずですからね。確かに、挫折や敗北を知らないと未熟なのかもしれません。だからといって、室長が間違っているということでもないと思うのですが……。イワさんも、昔は室長に似ていたのではないか、と私は勝手に思っています。だからこその同族嫌悪というか、昔の自分を室長に重ねて憐れんでいるというか……そんな風に見えました。 サーベルを折られた時の室長の顔、私も驚きました。微かに震えて、あんなに愕然とした表情をするとは。苦しくもあり、同時に人間らしさが嬉しくもあり。本当、複雑な回でしたね。 伏見との口論で見せた表情や仕草、自暴自棄な言動もまた驚きで。この人にはこんな一面あるのか、と。まさに年相応で、本当に驚きました。伏見に対する甘えは、それこそ信頼の証だったのではないかな、と。「王は疲れないのですよ」という口癖をひっくり返して「疲れているんです」と言った室長に、もう涙が止まりませんでした。お願い誰か受け止めてあげて、と。 世理ちゃん、今期は本当につらいですね。母のように姉のように伏見を心配していて、当然室長のことも心配していて、板挟み。彼女の心労がこれまた心配です。 今後の展開がどうなっていくのか、Kはとことん予想を裏切ってくれる作品なので、何とも言えないのですが……。室長と伏見の作戦であればいいなあ、と思ってしまいます。作戦会議の時、二人で話してましたよね。あの時、伏見がjungleのアプリを開いているシーンがあったじゃないですか。あの辺りから、室長は伏見をスパイにすることを考えていた、みたいな話だといいなあ、と。思っているのですが、果たして……。クライマックスで室長の大逆転があることを信じています。 話は変わりまして。 >是非とも「プロポーズ編」書いて下さいませっ!! わ、ほんとですかっ？ 私の蛇足なんぞを付け足して良いのですか？ ありがとうございます(^^) シャラちゃんが大切に作って下さった設定なので、今以上にじっくり読み込んで読み込んで、いつか書かせて頂きたいと思います。 「ユアを…、いえ、ユアさんを、俺に下さいっ!!」 これ、可愛いっ。ほんと可愛い。ワクワクしますね(笑)。書けたらシャラちゃんに押し付けますので、受け取ってやって下さいませ。 「解」の歌詞、全部見るとなかなかえげつないことになっていましたね。破滅の剣って……!! なんだかもう、悲惨なラストしか思い描けなくて苦しいです。 「異」には驚きましたよね。そういうことだったのか、と。確かに、これで意味は繋がったな、と思いました。 外国語をいくつか勉強しましたが、やはり日本語はいいですね。未だ正しく使いこなせませんが……ww でも、奥深くて美しいなと思います。文字そのものが意味を持つ、って改めて考えると凄いですよね。日本語、もっと勉強して綺麗な……というか、読み手により伝わる文章が書けるように頑張ります。 それでは、作品の方へ。 順番なんて、全然気にしないで下さい。お好きなタイミングで、お好きなところから読んで頂ければと思います。 秋山の「君よずっと幸せに」。 久しぶりにこのシリーズで室長をちゃんと絡めることが出来ました。私はどうしても室長推しなので、このシリーズの室長は切なくて切なくて。 >ヒロインちゃんが秋山に惹かれるそのワケをしっかりと確認しようとしたのかなぁと感じました はい、シャラちゃん、大正解です。 室長は今でもヒロインちゃんのことを好きで、でも室長は最初からずっと、強引に奪うつもりはなかった。もし本当にそのつもりなら、一年前にすでに奪ってますしね。室長はヒロインちゃんにふられて(灰皿を渡されて)からずっと、ヒロインちゃんが秋山を選んだ理由、秋山がヒロインちゃんに相応しいのか、ヒロインちゃんは幸せになれるのか、そういったことをずっと考えながら二人を見ていたんだと思います。誕生日やパーティの時に秋山を引っ掻き回したのも、そういう意図があったということです。もちろん、純粋に誕生日を祝いたいとか、ドレスを見たいとか、そういう欲もあったとは思いますが(笑)。 室長はちゃんと、ヒロインちゃんと秋山が上手くいくように願ってるんです。その上で色々と試すのは、もしかすると、シャラちゃんが書いて下さった伏見にも少し似ているかもしれませんね。で、そこに性格の悪さをプラスすると、あんな感じにww 秋山を認めて、負けた理由も納得して、でも「幸せにしてあげて下さいね」なんて言いたくなくて、意地悪をする。本当は「幸せになって下さいね」っていう心境に至れたのだと思います。なんだろう、いわゆる花嫁さんの兄とか父親ポジションですね(笑)。 ヒロインちゃんは、それを理解している。けど、秋山にはまだ当分、もしかしたらずっと理解出来ないのかもしれません。秋山は、自分の方がベクトルが大きいと思い込んでしまっているんですよね。実際、そうなんですけど。でも、秋山が思うよりずっと、ヒロインちゃんは秋山のことがちゃんと好きで。でも秋山に自信がない限り、それは伝わらないんだろうなあ、と。 果たして、このシリーズの秋山もいつかプロポーズに持ち込めるのか？ww 今のところ全くの未定ですが、頑張ってほしいですね(笑)。 DOBの小冊子、シャラちゃんのご想像通りだと思いますよ。みんなでお花見をするんですけど、その時に室長が桜吹雪を見上げて微笑むんです。それがまあ、すごく綺麗で。私にとってはとても印象的なシーンでした。 >自分が秋山に絶対的に負けている部分を認めていたのかなぁ ほんと、シャラちゃんは見事に読み取って下さりますね。感動してしまいました。 タイトル以外、室長の心理は分かりづらい描写になっていたはずですが、ここまで拾って下さるとは。ありがとうございます。 そして、「聖夜の救済」。 >第8話を見終わった瞬間に、あの室長を抱きしめてあげられるのは、ユアちゃんの仔猫だと、直感的に思いました。 おおお、ほんとですかっ。嬉しい。私もね、そう思ったんです。それしか考えられなくて。 仔猫はほんと、見事なまでにブレませんね。プロットも何も立てず、手の動くがままに書いたのですが、仔猫が勝手に動いてくれて。仔猫は絶対に室長を否定しませんでした。 室長は良くも悪くも様々なことを知っていますし、人間の機微にも敏感ですが、仔猫は室長以外何もないんですよね。だから絶対にブレない。室長が色々悩んで仔猫を遠ざけようとしたり、はたまた八つ当たりをしてしまっても、仔猫は絶対に逃げない。室長と共にあることが、唯一仔猫の生きる意味なんですよね。 救われた、と言って頂けて、本当に嬉しいです。ありがとうございます。 そして、「宝物は王冠ではなく」。 >あの室長にお見舞いする言葉がここに全部詰まっていましたっ!! ありがとうございます。私個人の意見は、こちらの方により多く込めたつもりです。 仔猫が特殊なのに対し、こちらのヒロインちゃんは所謂普通なんですね。 例えば仔猫なら、仮に室長がここで「もうやめる」と言えば「じゃあやめて家に帰りましょう」と答えるはずです。でも、このヒロインちゃんは違う。室長を唯一の王として仰ぎ、その大義を貫いてほしいからこそ、真正面からぶつかったんですね。 一人の人間として室長を受け入れた上で、その背を叩く。貴方にそんな顔は似合わない、みんなで一緒に背負うから、最後まで貫こう、と。ヒロインちゃんは、自暴自棄になるのではなく、きちんと素直に弱音を吐いて頼って欲しかったんですね。泣いて下さったとのことで、ありがとうございます。ちなみに私も泣きました。 結果、室長は素直になりすぎて抱き枕まで要求してしまったわけですが(笑)。萌えて頂けて何よりです。シャラちゃんのご想像通り、たぶんデスクに押し倒したんだと思います。で、そのまま茶室に雪崩れ込んだのかな、と。最終的に、室長の肋骨はえげつないことになったはずですww >痛んだ心に優しく響く作品で、本当に嬉しかったです ありがとうございます。 私自身、かつてないほどにダメージを受けまして。今後公式と矛盾が生じることを覚悟の上で、衝動的な救済話を書いてしまいました。少しでも、この一週間を耐え抜くための足しになったのであれば嬉しいです。 >長くて読むことに疲れてしまったかもしれませんが と ん で も な い !! じっくり読んで、また読み返して、半泣きになって、また読ませて頂きました。同じようにこの状況を憂い、また作品に共感して頂けたことが伝わってきて、本当に嬉しかったです。正直、この展開では一人では受け止めきれないので、こうして一緒に共有出来て本当に心強いです。ありがとうございます。 次の金曜日まで、じりじりと焼き付くような痛みに耐えながら、室長の幸せを願いましょう!! メール、ありがとうございました(^^) シャラちゃんも、体調にはお気をつけ下さいね。 愛を込めて、ユアでした。 2015/11/24 01:10 back |