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09.22 21:22 シャラ様

シャラちゃん、こんばんはっ。

連休、いかがお過ごしですか?
私は物の見事に連勤ですが、ロビーは家族連れの笑顔が溢れていて、なんともほっこりしますよ。こうして連休を楽しんで下さる方々のおかげで商売が成り立つわけですから、こちらも感謝感謝でございます。……まあ、本音を言うと「くっそ……私も連休欲しい……!!」なんですけどね(笑)。でも、そういう仕事を選んだのは自分ですし、楽しむことにしています。その分、シルバーウィーク明けには(単休ですけど)週三とかで休みを取って調整予定なので、結局どっちが良いかは自分次第ですよね。私は結構「仕事終わりの休前夜」が好きなタイプなので、実は連休よりも単休がいっぱいの方が嬉しかったりするんです。あの、心地よい疲労感の中、明日の休みに想いを馳せる、というのはなかなかいいですよね。まあ、主婦に完オフはありませんが!!

そう、だから、その洗濯機の業者は酷いですよね。主婦舐めてますよね!!
洗濯機、冷蔵庫、電子レンジは必須アイテムです。ないと困ります(とか言いつつ、前に住んでいた家にはレンジがなくて、今思えばよく生きていたな、という感じですがww)。三日も故障したままなんて耐えられません。でも確かに、私も以前洗濯機が故障した時は修理までに二日くらいかかった気がします。私はコインランドリーが苦手なので、その間はお風呂で手洗いしていました(笑)。すごく原始的な気分になれましたよ〜。
しかも、出勤前の朝一に壊れたとのことで。そりゃ、朝からテンションだだ落ちですね……。朝のあのバタバタした時間に何かアクシデントがあると、やる気が一気に失せますよねえ。ほんと、お疲れ様でした。


KRB、最高でしたよっ!! もう、理想が全て詰まっていました。
シャラちゃんもすでにGoRAサイトでの先行公開を読まれたと仰っていましたが、あの一部抜粋の文章だと、室長がすごく特殊に描かれていたじゃないですか。生まれながらにして「王」というか、自分イコール王、みたいな感じで。実際、本編での室長は確かに特殊だったんですけど、でもちゃんと人間くさい部分、まだ青くさい部分、というのがしっかりあって。宗像礼司は、ちゃんと人間でした。普通に舌打ちしたり、忌々しさを感じたり、自分の失態に歯噛みしたり。そういう、完璧ではない部分があったんですよ。それがもう、本当に嬉しくて。「室長イコール王そのもの」ではなく、私が作品にしていてる「王の仮面をかぶった室長」が強ち間違いではないように思えて、すごくほっとしました。
そして室長のハーフパンツ(笑)。いやあ、意外でしたね。これまで、私服は和装かもしくはロングのパンツとジャケット、という姿しか見たことがなかったので、まさか室長が膝丈のハーフパンツをはくなんて、と。別に男性の脚フェチではないのですが、あまりに可愛くて悶絶しました。室長の、私服がちょっと冴えないところも好きです(笑)。

>水着でブーメランなんてこともある

シャラちゃん。それ、アタリですww
短編集の一つに、室長がブーメランで海水浴に行く話があります。ついでに言うならば、学園Kのゲームの設定資料集には、ブーメラン姿の室長の絵があります。彼はそういう人です(笑)。
普段かっちりしてますが、決して露出を厭うわけではないみたいですね。意外と平気で肌を晒して、逆に周りが焦る、と。そういうタイプのようですよ。


では、作品の方へ。

「同じ朝に帰る」最後までお付き合いありがとうございました。
最初はギャグテイストになるはずだったんですよ。室長が伏見に延々、相談という名の惚気話をして、伏見が「あーもうめんどくせー帰っていいのかこれ」みたいな感じになりつつも聞いてあげて……みたいな話の予定だったんです。2ページくらいで終わるはずだったんです。が、書いてる私が楽しくなってしまって、かなりオーバーな表現を乱用したら、ちょっとツンデレだよねその子、みたいな可愛いオチでは済まない相談になってしまって。急遽、ヒロインちゃんのバックグラウンドを作り直したら随分ヘビーな話になってしまいました。
大切な人を亡くして、もう誰も特別にはしない、と決めたヒロインちゃん。でも室長に惹かれてしまって、自戒しようと思ったら告白されて。遠ざけるべきなのは分かっていても、やっぱり甘えたくなったり傍にいてほしかったり。でもやっぱり特別にはしたくなかったり。という葛藤を、ひたすら交互に繰り返して。室長は室長で、そんなことは全く知らないから、冷たい態度とごく稀にある隙に戸惑って。二人揃って不器用というか、臆病というか。そんな感じになりましたね。
途中に挟んだヒロインちゃんサイドの一話、入れるかどうか随分悩んだので、心を奪われた、と言って頂けたのはとても嬉しかったです。眠っている室長の頬を撫でて、どうか気付かないで、と。情景をずっと思い浮かべながら書いた文章でした。
そして、クライマックスとなった病室でのやり取り。これにはだいぶ力を入れました。台詞の一つひとつ、何度も考え直して書いていったので、シャラちゃんに一緒に泣いて頂けたみたいでとても嬉しいです。大切な人の死を恐れるヒロインちゃんにとって、最も必要なのは共に迎える最期、という約束なのかな、と。そう思い、室長のあの台詞が出来ました。
二人の最期が果たしてどうなったのか、これは読んで下さった方の中に、それぞれのラストがあればいいな、と思います。

「愛するということ」では、ライトなタッチで深い愛情を描ければいいな、と思いました。
室長は、仔猫に幸せな幼少期がないことを慮って、自分の過去の思い出や家族の話をあまりしてこなかったのだと思います。仔猫も多分、元々は特に興味はなかったんでしょうね。というか、家族との思い出、という概念自体がなかったのだと思います。室長のお兄さんに写真を見せられて初めて、自分の知らない室長の過去、というものに着目したのかな、と。そして、知りたくなった。仔猫はきっと、室長の過去も未来も全部まとめて抱き締めることが出来る子なんだと思います。
書いていて一番楽しかったのは、もちろん室長と尊さんのやり取りですね(笑)。尊さんって、口数が少ない分ツッコミが的確だと思うんですよね。ボソッと核心を突く。KRBでも感じましたが、尊さん、室長の回りくどい嫌味に対して負けないんですよ。口下手に見えて、実はかなり口喧嘩に強い(笑)。室長を黙らせることが出来るのは、仔猫と尊さんだけな気がします。
室長と仔猫。抱き締めたり一緒にお風呂に入ったり一緒に寝たり、まるで恋人のような描写が多かったですが、父と娘のようでもある気がするんですよね。恋人、兄妹、父娘、どれでもあって、どれでもない。独特の関係性ですよね。室長の中には、対等な個人として見ている一面、恋人のように頼っている一面、親のような心境で見守っている一面、色々あるのだと思います。

>滑り台のてっぺんから手を後ろに組んで他の園児の姿を爽やかな微笑みで見ている

あああ、目に浮かびますね(笑)。
カウントダウンで読んだ限り、本当に変な子だったみたいで。上に立つとかそういうことではなく、全てを俯瞰する。そういう気質が昔からあったのでしょうね。そりゃ周囲から浮くわな、というエピソードがいくつか描かれていました。KRBと併せて、シャラちゃんも是非是非読んでみて下さいね。


それと、「子供が虫を連れてくるようになったらどうしよう」の話ですが(笑)。
なるほど、男の子だからといって必ずしも外で虫を片っ端から捕まえてくるわけではないのですね。これは私の勝手なイメージだったようです。一安心。
あ、でも、虫に強くなってほしいとは思うんですよ。家で何かが出た時に、サラッと摘み出してほしい。でも、捕まえたり飼ったりはしてほしくない。「平気だけど別に好きじゃない」というラインをキープしてほしいんです。……都合が良すぎますねww
果たしてどうなるのか、楽しみなような不安なような、です(笑)。貴重な情報をありがとうございました!!


いつも、作品と日記と、目を通して下さってありがとうございます。今回もまた、一緒に楽しんで頂けたようでとても嬉しいです。
いよいよアニメの2期がスタートしますね。もうドッキドキです。シャラちゃんと一緒に楽しめればな、と思っております。
また、お時間のある時にでも構って下さいね。メール、ありがとうございました(^^)



2015/09/23 00:41

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