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08.18 01:12 シャラ様

シャラちゃんへ

相変わらず、なぜか耳の裏から大量出血するユアです(笑)。
シャラちゃんは、お口の中が荒れ模様みたいで……。口内炎できると、食事がつらいですよね。なんか、痛いのにさらに誤って噛んじゃってまた痛い、みたいな。早く治るといいのですね!!
結局、仕事が休みで家にいてもストレスは溜まる、ということでしょうか。ストレスフリーな状態って、なかなか見つけられませんよね(>_<)


K情報、日記から拾って下さったのですね。ありがとうございます。もう少し分かりやすく一覧にすればよかったかなw

善条さんのCV津田さん、これには驚きましたね。日記にも書きましたが、嬉しくもあり寂しくもあり。でも、発表から数日経ち、いまは楽しみな気持ちが大きくなっています。2期、尊さんとしても台詞はあると思うので、その違いを楽しめるかなあ、と期待しております。

尊さんの誕生日ツイート、感動しましたね。
「君に幸あれと願う」のエピローグそのものだったので、ドキッとしました。うわ、これ書いた、と思って。なんだか、世界観が少し共有出来たみたいでとても嬉しかったです。それと同時に、あのエピローグは無駄じゃなかったな、とも思えて。なんだか、妙な自信になりました(笑)。

2〜3ヶ月はスランプ気味だったのですが、ここ数日はなぜか無性に色々な話が書きたくて。空き時間を総動員して執筆しております。もちろん、ちゃんと楽しく書けていますよ(^^) 明るくない話もありますが、今感じている思いをたくさん文章にしたいなあ、と思っています。

>お礼に今すぐマッサージに伺いたいところですはいっ!

とてもありがたいです(笑)。
でもでも、シャラちゃんのメールだけでもう充分に癒されましたよっ!!

それでは、作品の方へ。
たくさんたくさん、ご丁寧な感想をありがとうございます。

まずは、室長の「エンドロールにはまだ遠い」から。
仔猫シリーズにおける室長の死を、ずっと考えています。全ての作品の中で、室長に一番依存しているのは仔猫なので、やはり死が最も大きな打撃となるのはこのシリーズだと思っています。
たぶん、現状(つまりシリーズ3が終わり、アニメ1期、劇場版、アニメ2期、と時間が経過した時点)で室長が死んでしまったとしたら、恐らく仔猫も生きてはいけないんだろう、と考えています。なので今回はイフとして、室長の死を劇場版の4年後に設定しました。その間に仔猫の中で一人で生きるための準備が出来た、と仮定した話でした。
それでも室長の死の直後は、ボロボロになったんだと思います。セプター4から逃げて、世間から逃げて、どこかでひたすら塞ぎ込んだのかな、と。でも、1年後に伏見が王になったことを知り、そこでようやく、自分の取るべき道を見つける。だから立ち直れた、と。そういう話です。一つは、室長が大事にした伏見のため。そしてもう一つは、アンナのためでもあると思うんです。今回は文字にはしませんでしたが、王となったアンナは室長が少しずつ死に向かう間、セプター4や仔猫、そして室長に協力的だった、という背景を勝手に捏造しています。だから仔猫にとって、アンナを救うのは恩返しみたいな思いなのかもしれません。自分を救ってくれた室長を救えなかったから、今度こそは、と。
一人で生きるための準備とはすなわち、室長が大切にしたものを大切にする、護っていく、という思いを育てる時間だったのだと思います。そしてその「大切なもの」には、仔猫自身が含まれる。それに気付いたから、仔猫は生きていける。そういう未来が、あってもいいのかなあ、と。

>劇場版が見れていないのでしっかりとは言葉の意味が分からない

シャラちゃんのお察しの通りです。
「今度は、間に合うよ」は、劇場版でとあるキャラクターが言った台詞と対になる言葉になっています。いつか劇場版をご覧になった時に「あ、このことか」と思って頂けたら嬉しいです。劇場版においてその台詞は、とてもとても切ないものでした。

尊さんの「さよならはまだ言えない」は、誕生日記念と追悼を兼ねて、といった内容になりました。当日の100visualsやツイートがあまりに切なく、そして温かかったので、あんな感じになりました。

>実際に設定としてあるような気がしてなりません

そう言って頂けるととても嬉しいです。ありがとうございます。
時には(というかわりと頻繁に)キャラ崩壊もさせてしまっていますが、やはりこのキャラクターの芯となる部分、核だけは壊さないようにしたいな、と思っていて。GoRAさんの世界観に馴染めるような作品となっているのであれば、とても幸せです。
シャラちゃんがいつも「頭の中で作品が映像として流れる」と仰って下さることが、とても嬉しくて。未熟者ですが、少しでも情景の浮かぶ文章になっているのかなあ、と。調子に乗ってしまいます(笑)。今回はウルっときた、と言って頂けて、とっても光栄です。ちなみに私も書きながらウルっときました。

室長の「柔らかな皮膚しかない理由」は、前々からずっと書いてみたかった、アニメ7話ネタでした。
こんなふうに、慌てたり恥ずかしがったりする室長って、拙宅でもたぶん初めてでしたよね。子どものように服を脱がされて、でももちろん室長は大人の男なわけで、当然思うところはあるわけで。という、妙なアンバランスさが書いていて面白かったです。
普通に考えれば、室長をこんなふうに扱える子なんていませんし、室長もこんなことを許しはしないと思うのですが、仔猫シリーズだからこそ出来るお遊びかなあ、と(笑)。どぎまぎしている室長、想像するだけで可愛いですよね。
そして、このシリーズの裏のテーマともいうべき、依存と独占欲。それらをいかに、狂気的かつ柔らかく書くか、という矛盾した挑戦なのですが、今回もそこを意識しています。
なんて難しいことを言っていますが、結局は、二人でとろっとろになるまでくっ付いて甘え合ってイチャコラしていればいいと思っています(笑)。

そして問題作、伏見の「舌打ちの代償」。
もう、完全にやりすぎたなあと反省していたのですが、シャラちゃんに頂いた感想があまりにテンション高めで、楽しんで頂けた様子がすごく伝わってきたので、私まで開き直って楽しくなってしまいましたww

>ユアちゃん最高っ!!

はいっ、ありがとうございますっ!!!
盛大にやらかしましたが楽しかったです!!
なんというか、私の中の伏見は基本的にこのくらい可愛い子です(笑)。

>恋愛やら性やらには実際のところ不器用そうだなぁ

そうなんですよ、私もそう思います。
なんだかんだ、プライベートだと振り回されるタイプだと思うんですよ。
基本的にプライドが高いから素直にはなれなくて、でも人肌恋しくて、えっちは相手に染められちゃうタイプで、だから一人だと物足りなくなっちゃって、淡白そうに見えて意外と精力旺盛で、だから誘いたいけどストレートには誘えなくて、それでそれでっ、みたいな感じです(笑)。そんなに蕩けて真っ赤になった顔で睨んでも怖くないよ可愛いだけだよ、と言いたい(オイ)。
ヒロイン攻め、拙宅では読んで下さるとのことで……以前にもそう言って下さりましたよね。本当にありがとうございます。決してノーマルな話ではないので色々アレですが、裏が云々ではなく、作品として楽しんで頂けたみたいでとても嬉しいです。懲りずにまたこの手の作品は書いてしまうかと思いますが、モザイクをかけて流し読み程度にでもお付き合い頂ければ幸いです(笑)。

最後に、室長の「いつか優しい終末が訪れるまで」。
シャラちゃんも前作の続きを気にしていて下さったみたいで、とても嬉しいです。果たして、王を降りた宗像さんはどうなるのか。私としては、はい辞めましたじゃあ明日から普通に生きます、とはならないと思うんですよね。今回のように他勢力とか監視の目とか、そういう外的なものを全て抜きにしても、やはりそう簡単に元には戻れないんだと思います。なんとなくですが王は皆、王になるときに大切なものを捨て置いてきたのではないか、と思っていて。だから、取り戻すには相応の時間や経験が必要な気がしています。

>この作品のヒロインちゃん、本当に大好きです。

シャラちゃんはほんっと、いつも拙宅のヒロインちゃんを好きになって下さいますよね。いつもありがとうございます。一般的には可愛げのない、決して万人受けするタイプの子ではないと思うのですが、シャラちゃんがいつも素敵だと評して下さるのでとても嬉しいです。

弱くてもいい。情けなくてもいい。だから、生きていてほしいですね。


今回も、たくさん拾って下さってありがとうございました。やはり、書いたものにレスポンスを頂けるとやる気スイッチがピコーンですので(日本語頑張れ私w)、シャラちゃんにはいつもパワーを頂いています。ありがとうございます(^^)
ご存知の通りムラが多い私ですが、もうしばらくはコンスタントに書いていけそうな気がするので、引き続きお付き合い頂ければ幸いです。

ではでは、メールありがとうございましたっ!!



2015/08/19 00:57

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