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01.01 18:54 シャラ様

シャラちゃんへ

あけましておめでとうございます!
元旦から、心あたたまる素敵なメールをありがとうございます。実は今ちょうど連勤の終盤でだいぶ追い込まれていたのですが、シャラちゃんのおかげでそりゃあもうテンション上がりました。細かい苛々も吹き飛んで、息子が生卵を床にぶちまけたことなんて気にならなくなりましたよ(笑)。

昨年、シャラちゃんにとっては大変すぎる一年だったかと思います。何もかも、本当にお疲れ様でした。年が明けたからといって状況が良くなるわけではないと思うのですが、今年が、少しでもシャラちゃんにとって優しい一年であれば嬉しいです。何のお力添えも出来ないことが心苦しいのですが、せめて少しでも笑って頂けるよう、私は今年も阿呆丸出しで色々書き散らしますね。こちらこそ、今年もよろしくお願いします。

なんと、「愛を護るそのために」を最後まで読んで下さったとのことで。お忙しい中ありがとうございます。しかも最初から読み直して下さったとか。あああ、恥ずかしい(笑)。ご存知の通り、第一部から第二部の途中までは数年前に書き終えているパートなので、半ば黒歴史のような感覚でして。別に、自分の文章力が向上している自信はないのですが、やはり時間が経てば書き方も少しずつ変わっていくものでして。数年前の作品の続きを書くって、羞恥心的な意味でも大変だし、文体を合わせるという意味でも大変だし、とにかく難しかったです。しかも全部自業自得(笑)。そんなわけで色々ボロが出ているので恥ずかしいのですが、楽しんで頂けたようで何よりです。シャラちゃんに好きと言って頂けるのは本当に嬉しくて。あ、裏も大丈夫でしたか(笑)。読み飛ばしても大丈夫な頁だったのに、見て下さったんですね。シャラちゃんの苦手な感じになっていなくてよかったです。
シャラちゃんが、愛に満ち溢れた作品と評して下さって嬉しかったです。タイトルの通り、この作品のテーマは純粋に何の捻りもなく「愛」なんですよね。夢小説なんて全部そうだろって話かもしれませんが、私の中では実はそうでもなくて。恋愛、家族愛、親愛、主従愛。とにかくひたすらに愛を描いているので、そういったところを感じて頂けたのであれば本望です。薄桜鬼の中でちー様はフィクション要素が強いので、正直、書こうと思えばどこまでも壮大に出来ると思うのですが。あえて地味に、ひとの営みを描きたかった結果があんな感じになりました。
ヒロインちゃんは生きてきた境遇ゆえに人の感情の機微に疎く、ちー様は愛情表現が不器用で。相性としては最悪なんですけど、紆余曲折、無事互いの想いが伝わるまで書けてよかったなあ、と。ヒロインちゃんの感情の変化に、シャラちゃんがちゃんと浸れたっていうのがとても嬉しいです。普段ちょいとぶっ飛んだヒロインちゃんが多いので、今回はきちんと夢小説になるよう意識していて。読み手の方に転がって頂けたのであれば幸いです(笑)。
あああ、泣いて下さったんですか。なんたる光栄。物書き冥利に尽きます。シャラちゃんの仰る通り、ちー様の想い自体はずーっと変わってないんですよね。でも最後にようやく素直になれて。なんて不器用で言葉足らずな男なんだ、としか言いようがないのですが、よく頑張ってくれました(笑)。こういう作品を書いていると、なんかもうキャラクターが自分の子どもみたいに感じられるんですよね。シャラちゃんも、ヒロインちゃんの母親みたいな目線に立ってくれたみたいですが。私としてはまさにその心境で。ヒロインちゃんが娘でちー様が息子だと、それはそれでおかしなことになるのですが(笑)。でもほんと、そんな愛情を注いで書いていました。うちのヒロインちゃんを好きになって下さってありがとうございます。
シャラちゃんの仰る通り、日本語って不思議で奥が深くて。単語ひとつくっ付けるだけで、印象がガラッと変わる。裏を返せば、余計な単語ひとつで全てが台無しになったりもするわけで。難しいなあとしみじみ思います。一生勉強です。自分としては上達なんて感じられないわけですが、シャラちゃんがほんと、いつも言葉を惜しまず褒めて下さって救われています。ありがとうございます。
この作品が、シャラちゃんの心に届くものであったのであれば、それほど嬉しいことはありません。先程、何のお力添えも出来なくて、という話をしましたが。やっぱり私に出来るのは書くことだけなので、これからも続けていこうと思います。それが少しでも、ほんの一時でも、シャラちゃんの楽しみや癒しになればと思います。
簡単な感想だなんて、とんでもない。お忙しい中、言葉の一つひとつまで読んで頂けて、しかもこんなにご丁寧な感想まで頂けて、本当に嬉しいです。勿体ないくらい褒めて頂いて、私こそ、たくさん元気を頂きました。ありがとうございました。

今年も、何卒よろしくお願いします(^^)



2018/01/02 15:34

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