Re | ナノ

01.25 07:27 シャラ様

シャラちゃんへ

いつかシャラちゃんと一緒に温泉旅行に行きたいユアです。
美味しいものを食べてまったりお風呂に入ってお布団の上で語り明かしましょう!!! ←なんて、夢を語ってみる(笑)。でもほんと、今はお互い仕事と家事育児に追われて遠出が難しいですが、いつか絶対にお会いしたいなあ、と思っております。
っと、温泉から話が逸れてしまいました。いいですよね、雪景色の温泉。旦那と子供を置いて、色々忘れてまったーりしたいですよね(笑)。

ここ数日の寒波、各地で大変なことになったみたいですね(>_<) 幸い、私の住んでいる地域は殆ど雪が降らなかったので、寒い寒いと文句を言うだけで済んだのですが……。雪の中の運転、お疲れ様でした。以前札幌に住んでいたことがあるので、つらさはお察しします……!! 雪、まだ残ってるんですね。明日以降も大変かと思いますが、本当にお気を付け下さいねっ。


仔猫シリーズ第4弾、お読み頂きありがとうございました。シャラちゃんは今回、完結してからまとめて読んで下さったのですね。毎度毎度、日記に後書きを載せてすみません(笑)。しかも、作品を読んでから、日記も「更新について」の部分を遡って下さったのですね。本当にありがとうございます。
第4弾。シャラちゃんの仰る通り、仔猫の成長がとても前面に出た作品だったかと思います。もちろん室長も変わった部分はたくさんあるのですが、やはり未熟で感情というものさえよく理解出来ていなかったあの仔猫がここまで成長した、ということが一つの大きなポイントだったのかなあ、と。感情を知り、感情を理解することで、プラスにもなる反面マイナスも増え。少女から女性へ、コドモからオトナへの、大切なステップを上ってくれた気がします。
シャラちゃんに頂いた感想が何もかも的確すぎて、私はひたすら感動してしまいました。私の拙い文章から、こんなにも分かって下さるのか、と。とても幸せでした。シャラちゃんの読解力、恐れ入りました。そしてきっとシャラちゃんは、このシリーズ第4弾だけではなく、過去の1〜3やSS等を全て引っ括めて、総合的に理解して下さったのだろうなあ、と。私があちこちにばら撒いていた伏線を、ひとつひとつ拾って下さったのだと分かり、本当に嬉しかったです。小説って、当たり前のことではあるのですが、読み手の方の解釈によって深さが変わってくるものだと思うので、シャラちゃんが大切にして下さったからこそ深みのある作品になったんだな、と強く感じました。そしてこれは私の自惚れかもしれませんが、シャラちゃんと私できっとツボが似ているんですよね。私が伝えたかったことを違うことなく察して頂けて、もう感無量です。
そんなわけで、シャラちゃんの感想が完璧すぎて今更私があれこれ言うとただの蛇足なのですが、でもすごく嬉しかったのであれこれお話しさせて頂きますね(笑)。
まず1話2話は、シャラちゃんの仰る通り、仔猫の変わった部分と変わらない部分を意識していました。根本的な、室長が絶対という意識は変わっていなくて。でも、尊重の仕方が変わっているんですよね。いい意味で狡くなったというか。以前は真っ向からぶつかる方法しか知らなかったけど、ここにきてちょっと上手な方法を知った。そんな感じなのだと思います。
3話では、仔猫が「個人としての宗像礼司」と「青の王としての宗像礼司」が存在することを理解していると、明確にしておきたかったんです。そして、シャラちゃんがピックアップしてくれた「……礼司さんが、諦めても、私が、諦めない、から」という台詞。仔猫はきっと何度でも、同じことを言うのでしょうね。この先また室長が公私の狭間に立った時、その両方を守って繋ぎ止めようとするのだと思います。
4話からは、事件後に互いの中に生まれた違和感について。6話の仔猫が自らの特殊性に苦悩する姿は、私も書いていてとても苦しい思いでした。たらればの話なので、答えは決してないのですが。それでも、"普通"であれば、と責めてしまう仔猫。自分で書いていて、「何してんの室長早く違うよそうじゃないよって言ってあげて!」と思っていました。私が阿呆みたいに拘った「ごめん、なさい」の読点、シャラちゃんに共感して頂けて嬉しいです。正解であったのであれば何よりです。

>その句読点の使い方については、この仔猫シリーズだけでなく、全作品においてユアちゃんは天才的だと私は思っています。

やだ、シャラちゃんってば褒めすぎですよぉ(←実はめっちゃ嬉しいwww)。そう言って頂けるのであれば、一晩も二晩も読点の位置で悩む甲斐があるというものです(笑)。ありがとうございます。
8話9話は、仔猫シリーズでほぼ初の、物語の本筋に他の人間が絡むというシチュエーションでした。これまで室長と仔猫だけで完結していた世界に、他者の意見を取り入れる。アニメ2期を観ていて、これは必須だろうな、と思いました。弁財、男前でしたよね(笑)。HOMRAでのやり取りはシャラちゃんの仰る通り、過去のダブルデート話(違うww)を意識しています。仔猫とアンナは既に出会っていて、互いの特殊性に共鳴しているんですよね。だからこそ、アンナには分かる。そして草薙さんもまた、王という存在を近くで見てきたからこそ、分かることがあって。この二人に、是非とも室長の背中を押してほしいと思いました。
10話、どちらが先に動くのか、結構悩んだのですが。でも、書いていくうちに自然と仔猫が先に動いてくれました。やはり、室長が立ち止まった時に動くのはいつだって仔猫なんだなあ、と。
11話、「見上げた空にダモクレスの剣が無くとも〜宗像礼司が、そこにいるのだ」の一連の流れは、ちょっと狙いすぎたかなあ、なんて思ったのですが(笑)。でも、王道かな、と。この人がいる。それだけで理由になる。セプター4にとって、宗像礼司という人はそんな存在なのではないかと思いました。
12話13話で、ようやく互いの擦り合わせ。すごく遠回りをしてしまいましたが、でも決して無駄ではなかったのだと思います。様々な感情を言葉にして、伝えて、歩み寄る。これは、ヒトだけが出来るとても尊いことだろうな、と。
14話は、いわばエピローグ的な感じを意識しました。相変わらず仔猫は写真が苦手みたいです(笑)。シリアス続きだったので、最後はほっこりと優しく。でもその中に、大切なものを織り交ぜて。宗像礼司の作る色は、いつまでも仔猫にとって唯一の特別なんですよね。「あいしていますよ」を敢えて平仮名にしたのは、シャラちゃんのご想像通り、室長が恋愛だとかそういった観点ではなく、ただただ大切なのだと幼子に言い聞かせるような印象をつけたかったからです。そしてもう一つの理由として、一音一音を噛み締めるように言った、というイメージも添えています。

仔猫シリーズ、全体としてもようやくの完結を迎えました。最初からずっと追い掛けて、一年間、このシリーズを大切にして下さっていたシャラちゃんには、とにかく感謝しかありません。ここまでお付き合い頂き、本当にありがとうございました。私も、終わりか……と寂しさに襲われています。私にとってもこの作品は、室長夢の主軸となる本当に大切なものでした。室長と仔猫のトクベツな関係については、それこそ二年三年と考えた末に生まれたものだったので、とても感慨深いです。

>本当に公式で仔猫がいるのではないかと、

シャラちゃんは本当に、仔猫を愛して下さりましたね。そのことがとても嬉しいです。
私はちょっとの出番しかないようなヒロインちゃんでも必ず設定を緻密に考えますが、やはりその中でも仔猫は特別で。私がこれまでに書いた作品の中で最も長く、そして最も深くキャラクター性を模索した子でした。本当に存在して、一緒に生きているような、そんな錯覚を起こすほど、仔猫には強い思い入れがあります。それが夢小説のヒロインとして正しいのか否かはさて置き、シャラちゃんに仔猫を愛して頂けたこと、本当に嬉しく思います。ずっと見守っていて下さって、ありがとうございました。
ここで終わっておけば綺麗なのですが、私自身がまだ書き足りないというか、やっぱりまだこのシリーズを広げたくて。なので、今後もSSとして小さな話を続けていこうと思います。完結後のアフターエピソード的なものも考えておりますので、これからもお付き合い頂ければ幸いです。


66万打、お祝いありがとうございます。ほんと、凄まじい数字ですよね(笑)。自分でも、そろそろ理解出来ませんww が、確実なことは、シャラちゃんをはじめ、お越し下さる方々に支えて頂いてのThe Eagleなんだなあ、ということです。いつも本当にありがとうございます。これからも、何卒よろしくお願いします!!


この度もまた、あたたかいメールをありがとうございました。とにかく幸せいっぱいでした。
またのお越しを心よりお待ちしております(^^)





2016/01/26 00:24

back



人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -