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12.23 13:52 シャラ様

シャラちゃんへ

私もシャラちゃんを見倣って宗像神社にお参りに行こうかと思ったのですが最終回オンエア前までに休みがなくて断念したユアです。
ちなみに私の住んでいるところだと、最寄りは千葉か静岡のどちらかですかねえ。福岡の宗像大社を総本社(って言うんでしたっけ?)に、全国に何ヶ所か宗像神社ってあるんですよね。
恐らく室長の宗像は宗像三女神の宗像から来ているんだろうなあ、と。Kは殆どのキャラクターの名前が日本神話から来ているのでは、といわれていて。猿比古が猿田彦という神様の名前を取っているのは公式が認めているんでけど、多分伏見も伏見稲荷の伏見でしょうし。お掃除ロボのツクモ99式も、付喪神(別表記:九十九神)なんていうのが存在するんですよね。日本神話だの古事記だのにはあまり詳しくないんですけど、調べていくと面白いなあ、と。
シャラちゃんのお賽銭ドバドバが身を結ぶことを私も祈っております。

いよいよクリスマスと年末ですね。毎年のことながら、嫌な季節がやってきました(笑)。
シャラちゃんも、30日までお仕事とのことで。書類、溜まりますよねえ。分かります。私も月末と年末のダブルパンチで書類の山です。なのにお客様はどんどん増えていくわけで。お互い頑張りましょう!!


シャラちゃんが見事当てて下さった、「限界の先に待っていたもの」のヒロインちゃん。

>ユアちゃんが選んだ一言と、完璧に設定されたキャラクターによるものだと思います

いえ、間違いなくシャラちゃんの記憶力と頭の回転とそして拙宅への愛だと思います(すみません調子に乗りましたw)。でもほんと、気付いて下さったのはシャラちゃんだけなんですよ。なので、シャラちゃんが拙宅の作品を本当に大切に読んで下さっている、それが一番の理由なんだろうなあ、と思います。
文章って、言ってしまえばサラッと読むことも可能じゃないですか。で、流し読みでも話の本筋は大方理解出来るもので、それで終わりっていう方も勿論いらっしゃると思うんですよね。文章は人に読んで頂いた時点で書き手のものではなく読み手のものになるので、読み方について私がどうこう言うことはないですし、どんな読み方をするかは勿論読み手の方の自由なのですが。でもそんな中で、大事に大事に、書いた私の心情とか意図まで汲み取って読み込んで下さるシャラちゃんは本当にお優しいなあ、といつも思っております。

>一つのキャラクター設定にも手を抜かない

このお言葉、すっごく嬉しかったです!! 私はまだまだ未熟で、文章なんて下手の横好きで、語彙も構成も全く自信はないのですが。ただ一つ、キャラクターを作り込むということに関しては全身全霊を傾けているので、そう言って頂けると本当に幸せです。私の中では、どんなにちょっとしか出てこないヒロインちゃんでも、性格から趣味嗜好からバックボーンまで、その子の人生が全て設定として存在するので。そこを感じ取って頂けて、本当に嬉しいです。

#12、伏見が完全にヒロインでしたよね(笑)。
室長に愛され、八田に助けられ、草薙さんにも心配され。本人にそのつもりがなくても、すっかり総愛されのポジションに立っているじゃないか、と。すごく嬉しくなりました。伏見と八田のシーンは別録りではなく、マモちゃんと福山さんが隣り合ったマイクで息を合わせて収録して下さったとのことで。勿論プロの方々ですから、別録りでも完璧な仕上がりになるのだとは思いますが、命を吹き込んで下さったんだなあ、とすごく嬉しくなりました。
シャラちゃんの仰る通り、互いの捻じ曲がった繋がりとか依存が、成長したことにより友情になったというか。きちんと互いを尊重出来るようになって、本当にオトナになったなあ、と思いました。
そしてセプター4のシーン、もう感動しかありませんでしたね。みんなでjungleのクランズマンを圧倒的な強さで薙ぎ払って、真っ直ぐに室長の元へ。ズラリと並ぶあの画、感動でした。室長も、みんなが登場してからのあの強さ。あれは完全に気持ちの問題でしたよね。そういう「想い」が人を動かすってことが、ちゃんと室長にも当てはまるんだなあ、と。すごく嬉しくなりました。
イワさん、死んでしまったように見えましたが、実際のところはどうなのでしょうか。そして何よりも室長はどうなってしまうのか……。
次でラストなんですよね。ほんと、終わるのかこれ、って雰囲気ですが、きっと見事に収めてくるのでしょう。結末を知りたいような、怖くて観たくないような、複雑な心境です。最終回、本当にもうすぐですね……っ。

それでは、作品の方へ。
今回、たくさんご感想をありがとうございました。すごくすごく嬉しかったです。

室長の「いつか見つかる解」は、#11の時点での私の願望を詰め込みまくった作品でした。せめてこんな感じになってくれ、と。
日記で何度も書いているので今更ですが、私はどうしても、石盤が破壊されて助かるイコール室長は幸せ、だとは思えなくて。それを何とか、最善ではなくとも、室長にとって明るい未来のある結末にもっていきたいなあ、と。室長は優秀すぎて、自分を世界のピースの一つだと思えないんですよね。どうしても俯瞰してしまうというか。だから、室長が世界に溶け込んで皆の輪の中に入って、そこできちんと自分を見つめることが出来ればいいなあ、と思います。

伏見の「君のただいまが聞きたい」も#11直後の作品でしたが、的中した部分があって嬉しかったです。おれの王は、という、伏見が何年も前から途中で止めてきた独白。#12でようやく答えが見つかりましたね。
伏見と室長は結構似た者同士なんですよね。伏見は仕事として、室長は王としてなら周囲のことがよくよく分かっているのに、一個人となると途端に鈍感というか。特に自分に向けられる好意に気付けなくて。伏見にも室長にも、帰る場所があるはずなのになあ、と。見ていて切なくなります。優秀であるが故に難しく生きてしまう二人ですよね。

室長の「王冠と靴下」では、盛大なギャップ萌えを狙ってみましたww
今となっては大捏造ですが、私、アニメ1期の頃は結構本気でこういうパターンもアリだと思っていたんですよ。室長の王様は完全に仮面で、その下には全く違う素の宗像礼司があるのではないか、と。
サブタイは、シャラちゃんのご想像通りヒロインちゃんの心境です。この部屋では、私の前では、取り繕わなくていい、と。そうやって、宗像礼司自身を理解し、受け入れてくれる子がいるといいなあ、と思いました。

秋山の「だってずっと欲しかった」は、すみません、やりすぎましたね。シャラちゃん、裏があまりお得意ではないのに申し訳ないです。たまーに、こう、暴走したくなるんですよね(笑)。こういう時にしか現れない、人間としての本性を書きたくなるといいますか。
ヒロインちゃんが、日に日に秋山に絆されていきますね。当初はあんなんだったのに。いつの間にかこんなところまで来ました。拙宅では最多のページ数を誇るシリーズとなってしまったので、ゆっくりと近付いていった二人の関係性を、私自身が凄く気に入っています。

仔猫の「名もなき特別」は、ここのところ胃が痛い思いばかりしていたので、ほっこりする話を書きたいなあ、と。
室長は、結構可愛いところがありますよね。天然だったり、負けず嫌いだったり。そういうところを、仔猫は特にいっぱい見ているのだと思います。
仔猫の室長は、私の中でもやっぱり特別です。室長を受け止め、理解しようとするヒロインちゃんというのは他の作品でも多く書いていますが、やはり仔猫と室長の関係だけは特別なんですよね。だからこそ、男としての本性も出るし、振り回される。そして、絶対に受け入れられる。
ちゅーは、仔猫にとっては撫でたり抱き締めたりするのと変わらないスキンシップ、みたいな感覚なんだと思います。室長にとっては全然違うから、そこで悶々とするのでしょうが(笑)。でも、本能的に無防備に唇を触れ合わせる行為というものを受け入れられる、というのはやはり、仔猫の室長に対する愛ですよね。
室長が何度迷っても、自信を失くしても、仔猫は絶対にそこにいる。この「絶対」は今後も揺るがないのだと思います。

室長の「Never Say Goodbye」は、蛇足になるかなあとも思いましたが、つい書いてしまいました。やっぱり、ハッピーエンドがいいですよねっ。
そして、この作品はシャラちゃんのご感想にとても背を押して頂いた作品なんですよ。

>幸せになってほしいとは想うのでしょうが、自分以外の誰かと幸せになって欲しいとは、まだ正直に思えないのだろうなぁと

これは、前回シャラちゃんに頂いたメールからの引用なのですが。私も全く同じことを思っていたので、同じように感じて下さったことがとても嬉しくて。なので、そのまんま作品にしてみました(笑)。王とクランズマン、せめてその繋がりだけは、と。
室長はどうしても本心を伏せてしまうので、こういう誤解を招いてしまうんですよね。本来なら室長が相手の意思を汲み取り損ねることはないので、それが重大なすれ違いになることはないはずなのですが。今回ばかりは、室長も見誤ったというか。先ほども書きましたが、とにかく自分個人に向けられる好意に疎いんですよね。はなから決めてかかって、無意識のうちに諦めてしまう。そういうところが不器用だなあ、と思います。
この後、二人には一緒に生きる道を見つけて幸せになってほしいです。


お互い忙しい時期ですが、シャラちゃんも体調を崩されないようお気をつけ下さいね。この度もあたたかいメールをありがとうございました(^^)



2015/12/24 00:17

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