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12.13 10:39 シャラ様

シャラちゃんへ

同じくシャラちゃん足りない症候群に陥っていたユアです(催促ではありませんからねっww)。

そうなんですよ、なんだかカウンターが物凄いことになっていて。小心者の私はビクビクしております。まあ、全てはアニメが放送されているから、という理由に尽きるのだと思いますが、それにしても有難いお話です。
いつもお祝いして下さってありがとうございます。シャラちゃんが一緒に喜んで下さることがとても嬉しいです(^^)


#11、あきやまあああああっっっ!!ていう回でしたねww 本当に感動しました、幸せでした。
まず、世理ちゃんの決意。今期、迷い揺れて、憂いた表情で俯くことが多かった世理ちゃんが、ここで毅然と顔を上げるシーン、格好良かったですね。これまで組織に、職務に忠実であった世理ちゃんが、公人としての立場を捨てるというのはとても大きな決断だと思うので。そうまでしても、宗像礼司という存在に一個人として仕えたいという想い、本当に格好良かったです。
そして秋山ですよっ!! 戸惑うことも躊躇することもなく、さも当然とばかりのあの命令無視。爽快さすら感じました。拙宅であんな扱いをしていることを全力で反省しました(笑)。ほんっと、男前でしたね。
その秋山の意図を即座に理解して、さらっとフォローする弁財がこれまたイケメンでしたね。弁財の「駄目ですよ」にドキッとしてしまいましたww もう、ほんと格好良かった……!! 秋山と弁財の信頼関係は格別ですね。そして特務のみんなの笑顔。堪らないシーンでした。

>尊さんの「らしくねぇな」が見事に的中でしたね

はいっ、当たりました!! ビックリしました!! #8を観た後からずっと言ってほしいと思っていましたが、まさか本当に叶うとは!! 二重の意味で感動しました。
尊さんの声に振り向く室長のあの瞳、本当に美しかったですね。一瞬だけ尊さんを探すその姿に、心臓を鷲掴みにされました。尊さんと室長の絆というか、特別な何かをひしひしと感じるシーンでしたね。

>こんなにも数多くの素敵な作品を、ユアちゃんは作り上げることができるのだなぁと

そして私はシャラちゃんのこのお言葉が嬉しくて泣きそうです……っ。とんでもない……!! 私はひたすら妄想やら願望やらをたくさん吐き出していて、"数打ちゃ当たる"の理論でそのいくつかが的中しているだけに過ぎませんよっ。
でも、本当に嬉しいんです。完全に理解することは出来なくても、この世界を、この人達の想いを分かりたいな、と思っていて。隅から隅まで舐めるように観て、あれやこれやと頭を捻っているので。同じ作品を大切に思っているシャラちゃんから、そんな風に評して頂けるのはとても幸せです。私の作品はKの世界観を壊していないのだな、と安心出来ます。ありがとうございます。

今回の室長は、どこか吹っ切れた感がありますよね。アンナとの会話や尊さんの言葉で、ようやく迷いが断ち切れた、とでも言うのでしょうか。
限界まで走ってみる、なんて1期の室長からは考えられないような言葉ですが。その言葉通り、室長は覚悟を決めて最後まで駆け抜けるのだろうな、と。その姿が、1期の尊さんに重なりますよね。だからこそ凛々しく美しく、そして観ているこちらとしては恐ろしくもあり。まるで死にに行くような晴れ晴れとした表情に、泣きたくなります。

伏見、やっぱり裏切りではなかったと分かってほっとしましたね。
伏見の中で、セプター4という組織、そして室長はきっと「アリ」だったのでしょうね。そこに居場所を見つけたというか、自らの王を室長だと定めたというか。そんな風に見えました。伏見はずっと王なんて嫌いだと言いつつも、本当は心から仕えられる王を探していたように思えたので、それを見つけられたのであれば嬉しいな、と。伏見が舌打ちをしながら帰って来るシーンがあることを願います。

善条さんの「枯れた」は、凄く深かったですよね。日本語って面白いな、と思わされました。善条さんは口数が少ない分、一言一言が重くて。そしてそれがまた的確というか、奥深いというか。色々なことを深読みしてしまう単語を使いますよね。
私も日本語頑張ろう、と思いました(笑)。こう、ズバッと一言で重い一撃を放つ台詞を書けるようになりたいです。

そして最後の室長の抜刀、美しかったですね……!! 残り2話、もしこのまま駆け抜けるとするならば室長の抜刀シーンはこれが最後なのではないか、と思ってしまって。そういう意味でも、とても感慨深いシーンでした。
いよいよクライマックスですが、本当にどうなってしまうのか。そして本当に終わるのか(笑)。終わり方によっては続編も期待出来るのではないかと思うのですが、どうなるのでしょうね。楽しみなような恐ろしいような……。また複雑な気分で一週間を過ごそうと思います。

総選挙、室長が3位にランクインして本当に嬉しかったです。頑張って投票した甲斐がありました(笑)。果たしてキャラソンは本当に歌うのか、楽しみですねえ。


それでは、作品の方へ。

まずは草薙さんの「優しい嘘一つ吐けず」ですが。シャラちゃん、まさかの……!!

>全く同じシチュエーションで恋人との一時があったのでは…と想像していまして

きたああああっ!!!
いやはや、ほんっと、つくづくシャラちゃんとは気が合いますねっ。凄く嬉しいです。そして、シャラちゃんに喜んで頂けたことがまた嬉しいです。ありがとうございます。
草薙さん、こういうタイプですよね。吠舞羅のことが第一で、自分のことは後回し。自分の幸せも後回し。だから、恋人の優先順位は吠舞羅よりも低くなる。草薙さんの一番は、きっとずっと吠舞羅なんだろうなあ、と思います。ちょっぴり切ないですけど、でもそれが草薙さんらしいな、と。

仔猫シリーズの「たとえ何を敵に回そうとも」、お気に召して頂けたようで何よりです。
仔猫が「寂しい」と言ったのは初めてで。いつか言わせてあげたいと思っていたのですが、アニメを見返していて、このタイミングだ、と確信しました。一人きりで立とうとしている室長が、この瞬間、自分の存在そのものを求めてくれる子がいる、と実感することには大きな意味がある、と。
いつもこのシリーズを大切にして下さって、本当にありがとうございます。私にとってもこのシリーズが拙宅のKの根幹なので、長く愛して頂けて本当に嬉しいです。
室長は頭が良い分、色々考えちゃうんですよね。疑っているわけではないけれど、恐れてはいる。そしてその度、仔猫から与えられる絶対に救われる。君さえ、俺を見ていてくれるなら、と。この室長は、仔猫がいる限り絶対に折れないでいられるのだと思います。

そして、「限界の先に待っていたもの」。
泣いて下さったのですね、ありがとうございます。誤解を恐れずに言わせて頂くと、とても光栄です。
善条さんの「貴方の玩具箱は、いつの間にか宝箱になりましたね」という台詞ですが、SBに「玩具箱」という単語が出てきます。それを意識していますので、是非SB読後にもう一度見て頂けると嬉しいです。でも、現時点ですでにシャラちゃんの解釈は大正解ですっ。仰る通りです。室長は決して人でなしというわけではないですが、感情には一線を引いて、物事を俯瞰していたので。それがいつの間にか、自分でも気付かぬうちに「宝物」が増えていた。そのことに気付いて逝くか気付かぬまま逝くか、両者の差は大きいと思います。
そして、特務隊のみんなも。確かに青の王の下に集い、室長として尊敬していましたが。でも、それは全て宗像礼司という人であったから。最期にそう伝えたくて、名を呼んだのだと思います。
「らしくねえなァ、宗像」は、この作品を書くに至ったきっかけでした。#10のラストを見た時、室長の心を動かすのはやはり尊さんなのだな、と思って。最期、尊さんが室長をこんな風に出迎えてくれればいいな、という希望をそのまま形にしました。寄せられていた想いに気付き、暖かく出迎えられ、そして振り返れば見送り続けてくれる大切な人たちがいる。もし万が一室長が死んでしまうのならば、そんな幸せな最期であってほしい、と願います。
そして、ヒロインちゃんについてなのですが。

>バーHOMURAで室長がのろけまくって尊さんと草薙さんを呆れさせた話の作品で出てきたヒロインちゃん

シャラちゃん………!!! ま じ で す か っ !!!
あの、もう言っちゃいますけど、大当たりです。大正解です。まさにそれです。「いつだってあなたを想う」のヒロインちゃんです。
随分と前の話を憶えていて下さったことも嬉しいですが、何よりも、まさか当てて下さるとは。感動して息が詰まりました。
シャラちゃんのご想像通り、私はこのヒロインちゃんをイメージして書きました。悲しいですが、このヒロインちゃんがどのようにして死んでしまったのか、ということまで設定としては考えています。でもまさか、分かって下さるなんて思ってなかった……!! 本当にありがとうございます。感動しました。
十束の質問責めに面食らい、尊さんに「物好きな女だ」と言われながら、ヒロインちゃんは室長を待っていたのだと思います。そしてこれからはずっと、一緒に。

最後に、室長の「Wherever You Are」。
見事なすれ違いになってしまいました。室長、こういうところが不器用なんですよね。乙女心が分かってないっ(違うw)。でも当たらずとも遠からずで、室長が思っている以上にヒロインちゃんは室長のことが好きだ、ということで。室長は、ヒロインちゃんが室長を忘れて幸せになれると本気で信じてますけど、ヒロインちゃんにとってはそんな簡単に忘れられるものではない。それが、室長が見誤った感情なのだと思います。
大切な人を遠ざけることで、たとえ恨まれ悪者になってでも、守ってみせる。室長らしいやり方ですよね、きっと。でも、理性的にそう動く一方で、最期まで一緒にいたかったという想いもまた本心で。

>自分以外の誰かと幸せになって欲しいとは、まだ正直に思えないのだろうなぁと

流石シャラちゃん。私もそうだと思います。
巻き込むわけにはいかない、生きてほしい、幸せになってほしい。でも、ならば具体的に他の男と一緒になる姿を想像すると、やっぱりそれは苦しくて。という葛藤なのだと思います。ほんっと……、不器用ですよね。いや、器用貧乏なのでしょうか。
この二人には幸せになってほしいのですが……、続きを書くのは蛇足ですかね。悩んでしまいます。


職場の監査、あれ、ほんっとつらいですよね。忙しくてそんな細かいところまで徹底する余裕ないんだよ、っていうところまでチクチク指摘されて。まあ、仕方のないことだとは分かっていますが。シャラちゃんも大変でしたね(>_<)
年末ということで忙しくなりますが、シャラちゃんも体調にはお気を付け下さいね。
この度も、ほんっとうに素敵なメールをありがとうございました。またのお越しをお待ちしております(^^)



2015/12/14 00:49

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