妄想
なんとなくの妄想!
学園内の噴水前。心地よい風とは似合わない、見た目も不良ならば中身も不良であるナインは真面目くさった顔つきで、黙りこんでいた。だがクイーンに気づくと話しかけた。
「なあ、可笑しくねェか?」
「藪から棒に何ですか?ナインの頭が可笑しいのは今に始まったことではないですよ?」
「どういう意味だゴラァアアア!」
「という冗談は置いといて、何が可笑しいのですか?」
「お前の冗談は分かりにくいンだよ!……たくっ、あの新入り、」
「レムさんとマキナさんですか?」
「ああ。アイツらにはなんで、その……名前が長ェんだ?」
「ファミリーネームがあるからでしょう?」
「じゃあなんで俺らにはねェんだよ、コラ」
「……それは」
「大体、可笑しいだろ!エース(1)、デュース(2)、トライ(3)っつー名前!!」
「ナイン、」
「誰かに仕組まれてンじゃねェのか?」
「ナイン、落ち着いて」
「0組単位で初めっから何かデッケー裏があンじゃねェか?」
「ナイン!場所を考えて」
「……すまねェ」
そういうと、ナインは頭を下げた。
「……でもまあ、私はマザーが何か知ってると思いますが」
「確かに、俺たちは朱に洗脳されていても可笑しくは無いからな。」
「キング!」
二人の後ろから馴染みのある声が聞こえてきた。
「だが、そんなことはさしたる問題ではないだろう。俺らはクリスタルのため戦っている。中を探るのは他のクラスよりも容易い」
「!そう、だな!!」
「さあ、クラサメ士官が次の作戦の説明を10分後すると言っていた。俺たちも行くぞ」
「よっしゃ、考えてても分からんしな!いっちょ暴れっか!!」
闇なんて何処にでもあるものだった。
大きな組織ならば、尚更……。
その頃は自分たちでどうにか出来るだなんて、なんて浅はかだったのだろう。
ていうストーリーになるのでは?という妄想!学園内に不審を抱いて、0組同士で揉めたら可愛い!(*´∇`*)
皆の名前が数字とかなんか魔法で記憶の改竄があっても可笑しくないと思うんだ!マザーがラスボスと関係があるんじゃね?とかとか想像するだけで満足です!
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21st.Aug.2011
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