「…」 「…」 「…随分真剣に三つ編みしてくれてるとこ悪いが、視線が違うところにいってますよ」 「はっ…」 「僕の前髪、そんなに気になるんですか」 「そ、そんなことは…」 「これ、寝癖なんですよ」 「本当?!」 「嘘に決まってる」 「…あ、そうだよね」 「面白い人ですね」 「大人をからかうもんじゃありませんよ」 「イタリアではこんなちんちくりんを大人とは言いませんよ」 「ですよね」 「ええ」 「…」 「…」 「…ってコラ、ちんちくりんとはなんだジョルノくん」 「フフッ」 「フフッじゃないよもう。…はいできました、髪型もうすこしいじる?」 「いや、これでいい」 「ホントに綺麗な金髪だよね〜、羨ましいな」 「地毛は黒だったんですよ」 「信じないぞ」 「本当です」 「ウソだねッ」 「(からかいすぎたか)」 |