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「…………まま?」
「可愛い〜!そっかぁJって名前かぁ…よかったねJ!」
「パパー!」
「…ちょっとまってくれ」
楽しげな2人にジェットは待ったをかけた
「なんで俺がママなんだ…?」
シンプルな質問に、ジョーはJを抱き上げながらニッコリ笑って
「簡単、名前をつけたからだよ」
短く答えた。
「??」
「事前にプログラムしてあるんだよ。条件1、保護者二名の認証。条件2、認証した保護者のうち最初に叱った人を父親として認証。そして条件3、」
「…まさか」
「認証した保護者のうち名付けた人を母親として認証。順番は保護者が決まればどっちもいいんだけどね」
ニコニコしながら説明するジョーに、ジェットはまったく納得がいかなかった
「おま、図ったな!!」
「違うよ」
息巻くジェットにジョーはスパッと答えた
「な」
「だって僕はもう父親として固定されてたから。Jは名付けて欲しくて君にくっついてた。当然の流れだよ♪」
「〜〜」
「博士の家の玄関前で君が叱っていたら今頃パパだったかもね」
(…っといっても、その時点では保護者認証されてたのは僕だけだからジェットが叱っても意味ないんだけどね、ふふ)
ジョーの思惑などつゆ知らず、ジェットはブスッと顔をしかめた
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