┗4


暗い寝室

陽は落ちて町には灯りがともりはじめた

「…―イッ」

「―スマン痛かったか?」

2人はベッドの上にいた。仰向けになったジェットの上にアルベルトが覆い被さる

「ん…平気…」

暗い部屋でほとんど見えない2人。手探りで触れ合い、お互いを認知した

「どこが…イイんだ…?」

「…よく分かんねぇ…野郎とヤッたことないし…」

「…俺だってねぇよ」

「…俺…アンタに任せるわ、」

「〜〜文句言うなよ」

アルベルトはジェットに体を重ねた

熱を分け合う身体は汗が滲んでしっとり濡れた


「アツ…アンタの…当たって…」

ジェットが戸惑っているとアルベルトはジェットの足を掴んで左右に開いた

「ひぁっ!やっ・動かすなよぉっ…アッ擦れ…る…やっソコッ…あぁっ!!」

アルベルトはジェットのソレの裏筋を自身で擦りあげた

先走りでヌルッと湿り気を帯びて濡れた音が耳を刺激して頭の中は色を失っていった

「あっあっ…も…ぅ、何も考えられ、な…あっあっアァ゙ッ―…!!」

ジェットの体は仰け反りガクガクと痙攣した

トプッと自分の腹の上に欲を吐き出して少し飛び散ったそれは顔を白く汚した

「アッ…ハァッ、ハァ…ヒ…ク」

蒸気した頬に白い汚れが際立つ。アルベルトはジェットの吐き出した欲を舐めとり口に含んだ

「…苦いな」

「…変態ッ」

ジェットは涙目でアルベルトを見た

「…本当はお前ごと食っちまいたいんだけどな…」

「…バカ…んっ」

アルベルトはジェットの下半身に手を這わせて探った

「っ…どこ触ってっ―」

「…ココか」

「…!!」

ツプッとアルベルトの鉄の指がジェットのナカに入りその感覚にジェットは身を強ばらせた

「やっ冷た…い」

アルベルトは指に意識を集中してググッと奥へ侵入させてゆく

「変な…感じ…もう…ワケ分かんない…アッ…」

熱が伝わり体内と同じ温度になった鉄の指は更に奥を探り

そして

「んあっアァッ?!」

ジェットの一番イイトコロを探り当てた

「ハァッ―何!?…体が痺れて…うぁっ」

ナカで指が動く度にジェットは喘ぎ身をよじった

「…ココがイイのか…ジェット」

「んなこと…言えな…い…ひぁあっ!」

ジェットはアルベルトの指の動きに支配されてされるまま快感に身を委ねていった

「あっあっ…」

「言えよ…どこがイイ?」

「はっあ…ナカ…イイ…指、擦れて…キモチィ…もっと、して…グチャグチャにしてぇっ」

虚ろな瞳は涙に濡れ、声は吐息混じりに震えていた





[ 115/325 ]

←[*prev] [next#]→

[一覧へ戻る]


[しおりを挟む]


トップへ戻る




トップへ戻る
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -