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初めまして、あかりさん。この度は感想メール、ありがとうございました。少々長くなってしまうかもしれませんが、最後までお目をお通し頂ければ幸いです。

まずは、連載「最後に紅茶を。」に最後までお付き合い下さり、本当にありがとうございました。あかりさんが夢小説をお読みになられて10年以上になると聞き、沢山のサイト様を巡った中で私の小説に感想を送ってくださったこと、本当に嬉しく思います。

後書きにも少し書きましたが、連載当初はあかりさんの言うようにありきたりな、「それでも前世が勝つ」つもりで書き進めていました。夢小説ですから、それが当たり前だといえば当たり前で、読者様も最終的にはそれを望んでいることが分かっていたからです。私もあかりさんと同じように不二が大好きなので(初恋は越前でしたが笑)ヒロインと不二が結ばれることを初めは望んでいました。
しかし、書き進めているうちにどうしてもそれでは腑に落ちないものが出てきてしまって。記憶が重なっている部分があるにせよ、幼馴染のヒロインと生まれ変わりのヒロインは違う人間であることには変わりないわけですし、不二と結ばれるのでは何かが違うのではないかな、と思ったのです。

その後どうゆう展開にするかを決めたのは後書きの通りですが、正直言うと、私にはかなり難しかったです。不二とヒロインが結ばれるという期待を裏切っても読者様を納得させられる文章になったかどうか、自分でも分かりませんでした。
勿論私の文章力の乏しさのせいですが、中には私の書きたかったこと、思っていたことがあまり伝わっていなかった方もいて、私の為を思って少し厳しいお言葉も頂きました。それも一つの大切なご意見として大切に保管してあります。

そしてこの度あかりさんからの感想も読ませて頂いて、私は読者様に書いたこと全ては分かってもらえないと覚悟していたのですが、「愛した人と恋した人の違い、前世と現世の愛情」それぞれきちんと汲み取って読んで下さったことに感謝してもしきれません。
また、あかりさんの感想も含め色々な方の感想を読んで、「この小説には色々な結末があったんだな」ということを改めて知ることが出来ました。その中で私の考えた結末で納得して下さった方もいることを、本当に嬉しく思います。

私は「愛」を語るにはまだ幼すぎますし、長い人生を見通せば経験も無いに等しいです。あかりさんに尊敬して頂くには未熟すぎますが、そのお言葉を糧にこれからも頑張って参りたいと思います。

乱文で長々と作品語りをしてしまい申し訳ありません。まとまりませんが、これからも管理人共々、待ちぼうけをよろしくお願い致します。
0729 21:15
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