アリアンロッド2Eリプレイ | ナノ
始めに


狩:はーいやって来ましたー、GM狩屋のアリアンロッド2Eリプレイの時間ですよー!張り切って行くぜー!
信:いあー!
輝:待って信助くん、卓違いますよ!?
天:え、ちょっと待って狩屋、なんなのリプレイって。
京:というか何故台本形式。
輝:そもそもどうしてアリアンロッドなんですか?
信:?
狩:あ、それは管理人があるサイト様でやってたSW2.0でTRPGの存在を知って、某笑顔動画でうっかり見た某カードファイトアニメのメンバーでクトゥルフ神話をイメージしろ!でやってみたくなって、何かないかと探してたらこれまた同じメンバーでやってたアリアンロッドの動画を発見して
京:長いわ!!三行で説明しろ!!
信:剣城がツッコんだ!?
京:うるせえ!
狩:まったく、剣城君てば短気なんだから……

「管理人が俺もTRPGやりたいなと思ったら
動画でQ4の皆がアリアンロッドをやっていて
これだ!と思った管理人が
ルルブ買ってやってみようとしましたとさ」

こんな感じ。
京:オイ待て三行じゃねぇだろ!わざとか!?
狩:わざとです。(凄くいい笑顔)
京:狩屋ぁぁぁぁぁ!!
信:ねぇねぇ、あの二人いつの間に仲良くなったんだろ?
天:うーん、でも似合ってるよねー。
京狩:誰がコイツなんかと!?
輝:落ち着いて二人とも!……でも、剣城くんの言った通り、何で台本書きなんでしょう……?
狩:これもまたあるアニメのメンバーでクトゥルフやってたらしき小説見た管理人が、『俺もこんな風に書いてみたい!』ってやってみようとしたらものの見事に2秒で挫折したかららしいぜ。
天:早!?
京:根性ないなここの管理人。
狩:まあまあそれはともかく。今日皆に集まってもらったのは、さっきも言った通りこれからファンタジー系TRPG、アリアンロッドをやってもらおうと思って、
京:どうせ管理人が『翼生やした天馬見たいよハアハア』とか言いやがって出来たんだろこれ。
信:メタ発言はだめだよつるぎ!
輝:え、メタ……?
天:え、俺に翼……?
狩:んもう剣城君いい加減にしてよ、話進まないから!そんな訳で、この中でTRPGやった事ある人ー?
天:ないよ!
信:僕も!
狩:二人ともそんないい笑顔で言わなくても……じゃあそこの二人。
輝:えっ、僕ですか?人狼とかなら少しだけ……
京:白竜に無理やりつき合わされて散々やった。(ドヤァ)
信:そこドヤ顔するところじゃないよつるぎ!
狩:ていうかゴッドエデンで何やってんだお前ら……
天:まあまあ!で、TRPGってなんなの狩屋?
狩:TRPGっつーのは、テーブルトーク・ロールプレイング・ゲームの略。まあ、読んで字の如し、だよな。
天:……?
信:……なんか天馬がよく分かってないみたい。
京:ああ……松風英語赤点ギリギリらしいからな。
狩:ええっ天馬くんこんな事も分かんないの!?
天:そこまでじゃないよ!?ただ、なんでテーブルなんてつくのかなあって……
狩:うーん、そこら辺は他の素敵動画様とかが分かりやすく説明してくれてるからはしょるとして。
天:ちょっ、はしょんないで!?俺分かんないから!………って、そんなあからさまにめんどくさそうな顔しないでよ!!
輝:じゃあ天馬くん、RPGの意味は分かりますか?やったことある?
天:うん、最近じゃアーククレイドルとか落ちてきて大変だったよ!
狩:ああ、それ分かる、なんか最新作じゃ新しい召喚方法が……って違ぁぁぁぁぁう!!確かにRPGだけど!!
京:というよりむしろドラ○エの方が分かりやすいだろ。
輝:確かに……
狩:はっ、それを早く言えよ!?例えば、天馬くんは悪い奴を倒す勇者だとします。そこら辺を適当に歩いていたら、甲冑を着込んだ、見るからに不良っぽい騎士が現れ、天馬くんに襲いかかってきました。さあ、どうする?
天:えっと……迎え撃つ?
京:何故俺を見ながら言う。
狩:やっぱそうだよね、それが普通の反応だよなー。ゲーム機だったら逃げるか戦うか魔法使うかって選択肢くらいしかないけどさ、TRPGだとそれ以外の事もできちゃうのさ。例えば相手を説得するとか。
天:あっ、じゃあじゃあ、一緒にサッカーやろうよ!って誘う事もできるの!?
狩:………………まあ、場合によっては。
京:だから何故俺を見る。
輝:ともかくTRPGは、自分達一人一人がプレイヤーとなって、好きなように物語を作っていける、そんなゲームなんですよ!いるのも紙と鉛筆だけでいいし。
京:あとダイスもだろ。
狩:ってな感じで、大体分かった?
信:はーい!
天:な、なんとか……
京:それでアリアンロッドは、まあさらっと説明すると、
神々が創りし大陸、エリンディル。そこにはさまざまな種族、魔物、魔術、そして神々が実在している。コテコテのファンタジーだな。で、そこでプレイヤー(以下PL)は自分の分身たるプレイヤーキャラクター(以下PC)を使い、この大陸を冒険するのだ!
ちなみにここでは邪神と呼ばれる神が封印されていて、人々は日々邪神復活を目論む魔族や妖魔達と戦っている。詳しい事はルルブ(富士見書房より好評発売中!)見るなりググるなり某動画を見るなりしてください。イメージ卓の某動画の説明は非常にわかりやすくて面白いよ。
京:販促は基本だな。
狩:まあ、細かい事は後回しにして、さっそく始めるよー。まずやるのはキャラ創り。アリアンロッドの世界で遊ぶにはそこに住むPCを創んないと。っつー訳で、ほい。
天:えっ?
信:何これ?
京:キャラクターシート、それで自分のPCを構成するんだ。
輝:ルールブックどこですかー?
狩:ほら。アリアンロッドの世界には色んな種族がいるけど、その中でPCとなれるのは6種族だけ。人間みたいなヒューリン、エルフみたいなエルダナーン、ドワーフみたいなネヴァーフ、小人のフィルボル、獣人のヴァーナ、角持ってたりするドゥアン。こいつらの中から一つ選んでくれよ。
天:えっ、何にしよう……
信:迷うねー。
輝:でも信助くんならフィルボルとかいいんじゃないですか?
信:えっ、そう?じゃあそれにしようかなー?
狩:あ、ちなみに種族によってはなれないクラスもあるから注意して。
天:え、クラス?
京:職業の事だ。メインで4つ、サポートで14個。メインクラスはそのPCの戦闘での主な役割、サポートクラスはそれを個性づけるものだ。今のところ4人だからメインはそれぞれ一人ずついた方がいいだろう……
輝:あ、剣城くん、僕メイジやりたいです!
京:お前は唐突だな!?
天:メイジ?
輝:簡単に言うと、魔法使いです!あとはウォーリアとアコライトとシーフがありますよ!
天:…………アコライト。
京:神官だな。
天:なんか(名前の響き的に)面白そう、俺アコライトやってみたい!
信:僕はウォーリアやってみたい!
京:待て、お前フィルボルだろ?やめとけ、アコライトかシーフにしろ。
信:え、何で?
狩:フィルボルは筋力がないからさ、重い武器をブン回すウォーリアは向いてないって事。その点シーフは器用さとか敏捷さがあれば結構有利だぜ?あと精神力も高いから割とアコライトにも向いてると思うけど。
信:むー………分かった、僕アコライトにする!
天:えっ、じゃあ俺シーフなの?サポート何にしよう……
輝:ダンサーとかとったらどうでしょう?
京:止めろ松風!頼むから!
信:えっ、何でよ。
京:色々と減るからだよ!(顔真っ赤)
狩:はっはーん、さては剣城くん、なんかエロいことを……うぐえぇっ!?ちょ、剣城くんギブギブ!?
京:黙れ。
天:あっじゃあこれにしよう!これだと大丈夫かなー?
信:うん、大丈夫じゃないかなー?僕よく分かんないけど。
輝:なんとかなりますよ!多分。
狩:…………剣城くん、そんなあからさまに安心したような顔しなくても。
京:うるせえ。


…暫くお待ち下さい…


天:あっ、シーフのスキルに『サイドワインダー』ってある!これって倉間先輩の技じゃない!
信:さりげなくそれ取ろうとしないでよ天馬……武器違うし、なんか隣から凄い怖いオーラが出てるんだけど……


閑話休題。


狩:で、終わった?
天:うん、なんとか……
信:考えすぎて頭いたい……
輝:こまで!?
京:つーかなんでライフパスさっさとやんねぇんだよ。
狩:え、だって皆で仲良くやった方が面白いかなと。
京:誰も面白さは求めてない!!
輝:まあまあ。
狩:ともかく、ライフパスはそのPCの出自、境遇、冒険者になった目的があって、これを決めるのにやっとこれの出番ですー。
信:え、サイコロ?
狩:そう。D66で決める。つまり6面体サイコロ2個振ってこの表、別名大惨事表の中の、出た目の数の所に該当する部分に決まる訳。こっちの緑のが十の位で、赤いのが一の位ね。ちなみに管理人はまさかステータス決めるのにダイス使わないって事知らなくて憤慨してた。
京:どうでもいいわそんな情報。
狩:さあ、天馬くん、振ってみなよ!これROCだからいざとなったら選べるから、安心してダイスの女神の采配に身をゆだねなさい!まずは出自!
天:ええー、なんかこわいなあ…えいっ!
信:3、5。
輝:ええっと、天馬くんの出自は……『錬金術士』、だそうですよー。〈アルケミーノウリッジ〉取得です
狩:じゃあ次。境遇行ってみよう!
天:えいっ!?
輝:……6、3。
京:……平凡、だな。
狩:えっ、何ソレつまんない!天馬くん、GM権限であと二回振り直していいよ!
京:オイそれもあれだろ……
狩:グダグダ言わない!

※よい子の皆は真似しないでね!

天:あのー、二回とも振ってみたけど、どっちも没落ってでたよー……
京:…………一体何やらかしたんだお前の両親。
狩:…………とりあえず境遇はそれで、次目的。
輝:……え、お金の為!?
狩:はい振り直しぃぃぃぃぃ!!!!
信:荒ぶる狩屋!?
京:とりあえずお前は振り直せ、何が何でも振り直せ!?
天:え、あ、うん!……逃亡ってでた……
信:もうそれでいいんじゃない?
輝:そうだね!
狩:……うんまあいっか。次、剣城くん。
信:剣城の出自どんなんだろ!
京:…………ふっ。
輝:あー…………
信:あー…………
狩:…………闇の一族って…………
京:何だその反応は。
天:(あーあ、剣城すねちゃった………)
輝:…………まあまあ!じゃあ次行きましょう!


狩:で、振った結果正体ってどういうこと。
京:そんなもん俺が聞きたい。ほら次、目的いくぞ。
信:待って剣城、最後(振り直し二回目)の何!?正義の為とかそれはないよ!
天:そうだよね、アニメの最初のイメージ的にもね!
京:ああもう人の黒歴史蒸し返すなお前ら!もういい、目的は人捜しで取るぞ!
狩:その理由は?
京:松風のライフパスと繋げられるかもしれないからだ。
信:でもさ、境遇が秘密で目的が正義だったら、なんか今の剣城にぴったりじゃない?
京:…………あえてノーコメントで。
天:ええっ!?
狩:そんじゃ次、信助くん行ってみようか。
信:うん!



次回へ続く!

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