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天界鴉。 


▼小ネタ8。
2011/12/16 08:30

月刊ZERO-SUM紙にて連載中の『コーセルテル/の竜/術士〜子竜/物語〜』(著:石動あ/ゆま)が元ネタです。

・場所について
舞台は人々が竜の存在を忘れ去っている世界で、険しい山や谷の中にひっそりと存在するコーセルテル。そこには、竜に仇なす者は決して入れず、ただ精霊が見る優しい夢を知る者のみが到達できるという。
竜の存在を忘れ去っているといっても精霊は知られているので、ある国では精霊を酷使する術士がいる。そのため、竜や精霊はその国に行くことを嫌っている。
コーセルテルの他に竜が住む里はあるが、それでもやはり普通の人は入れない。

・竜について
全部で七種の竜がいる。
遠い宇宙の彼方から飛来してきた暗竜と、やはり宇宙からやってきた光竜、元々星にいた地竜、水竜、火竜、風竜と、遠い昔に絶滅した月竜、そして最後に生まれた木竜が原初の竜。
竜、とはいっても姿形は自由に変えられるし、その意味では人や動物よりも精霊に近い存在である。しかし、精霊と比べたら、まだ人や動物に近い。
以下、各竜についての軽い説明。

星の五竜
・風竜
風を操る。最初に人と手をとり、竜術を作り出して竜術士を輩出したのもこの種族。一所に留まる事を嫌い、自由気ままでイタズラ好き。
・地竜
別名知恵の竜。術が地味で迷惑をかけるものくらいしかないからその分知恵が発達したのかと思われる。真面目で時々融通がきかない。重力を感じないため重いものも軽々と持てる。
・火竜
火を扱い、火傷もしない。性格は気性が荒く、喧嘩っ早い者が多い。口よりも先に拳が出るタイプ。そして最大の特徴は、有り得ないくらいの方向音痴である。
・水竜
水を操り、水中でも活動できて溺れない。惚れっぽく、おしゃれ等に敏感。キラキラオーラが似合う、というか王子様が似合う。
・木竜
植物を育てたり、痛みを取り除くことができる。一番新しく生まれたため、最も数が少ない種族。風竜とはまた違ったイタズラ好きで、いわゆる腹黒っぽい所がある。つまり策士。

天(そら)の二竜
・光竜
太陽(恒星)の光を操る。雷やホタルの光等は扱えない。宇宙からやって来た種族のため、空気がなくても生きていける。そのため里は月にある。これと決めたら真っ直ぐ突き進む、一途な性格である。こちらもきらびやか。
・暗竜
こちらも宇宙からやって来た。空向こうの空間を操るため、七竜中最も力が強い。音の類は苦手なようで無口。無表情。心に決めた一人に物凄く執着するため、その人が傷ついただけで一国が滅びかねない事も(実際大昔に世界の半分が壊れかけた)。一族は空向こうに飛び立ってしまったが、近々帰ってくるらしい。

・その他
竜術士は、一種族につき一人いて、竜の子を守り育て、教え導く存在。家族でもあり先生と生徒でもある。ゆえに血の繋がりはないが、強い絆で結ばれている。
一種族に一人なので、一人で七種の竜の子を預かるマシェルは例外。
竜都時代は、一人の竜につき一人いたようである。

・竜術士についての補足
エレ…水竜術士、滅んだ国の双子の王女。性格は男勝り、武術も得意。おいしい料理ができるかは運次第と言い切るほど。
余談だが、ドラマCDでの中の人は、神童キャプテンと同じ人である。
ランバルス…地竜術士。熱病にかかりながらも単身コーセルテルにやって来た。ズボラで知恵の竜の術士なのに知らない事も多いが、洞察力はなかなかのもの。
カディオ…木竜術士。元精霊術士でもある。木竜術で綿を作り糸から服まで作れる程の器用さ。ゆえに器用貧乏、貧乏性の苦労性。洞察力はエスパーの域。←

とりあえずここまで。




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