memo
天界鴉。 


▼ヴァンガでAEをイメージしろ!はーじまーるよー。
2012/06/23 11:35

予告編(?)

某日某所、草木も眠る丑三つ時。

「で、できましたー!!」

真夜中に奇声が上がり、それに続く激しいドアの開閉音。

「ちょっとうるさいよシンさん!今何時だと思ってるの!?」
「あっ、ミサキこれはその」
「あまり近所迷惑な事やってると外に放り出すよ?」

そう一方的に言い放たれた後にまたバタンと開閉音がし、静寂が訪れる。

がっくりと肩を落とし、情けない顔をしているその人物の傍らで、猫が呆れた様に鳴いた。




「……てぃーあーるぴーじー、ですか?」
「そうそ。アイチもやんない?」
「聞いたことがないんですが…」
「まあまあ。そう難しいモンじゃないし、ちょっとやってみようぜ?ちなみに櫂の奴もやるってよ!」
「え、櫂くんが……?やる!やります!」
「おっ、いい返事だねえ〜。よっしそれじゃ、なんかあったっけ…」
「何をやるかお困りのようでしたら、これやりませんか?」

急に会話に割り込んできた店長が差し出した、コピー用紙の紙の束。

「えっ、何ですかこれ…?」
「『アサルトエンジン』……?聞いたことねえな」
「ええそうです、DXやARA、クトゥルフ等はもうやってしまったので、次はこれとかどうでしょう!」

謎の発言をする店長(笑)

「え、いえあの、僕やったことありませんよ!?」
「……アサルトエンジン、か。成程面白い」
「かっ、かかか櫂くんっ!?」
「おう来たか、櫂。お前これ知ってんのか?」
「……ああ、少しばかりやった事はある」
「へえ、さすが櫂だな。具体的に、どんなゲームなんだよ?」
「…………イメージしろ。」
「それだけじゃ分かんねえよ!」
「あ、アイチお兄さん!ファイトもしないで何やってんですかー?」
「…………ちょっとあんた達、それ……」

続々増える、仲間達。

「このウィルっていうものは何ですか?」
「えーとそれはですねー…」
「ハイランダーだけが持つ特殊な力の事だ。『仲間を想う心』と言われているが、他にも決意、意志力、願望、未来、希望とも言えるらしい。が、まあ要するにハイランダーの命がウィルの根源だと思っておけばいい」
「うう、私のセリフ取らないで下さいよ櫂君〜……」
「で、このウィル?とかいう奴をどうすんだよ?」
「はいはい、クソガキさんはこっちでルルブ読もうな〜」
「子供扱いすんじゃねえぇぇぇぇぇ!!」
「…………シンさん、アイツら追い出してもいい?」
「は、ははは、まあまあ……」

揉めに揉めてようやく決まったキャラ作成。

「アンタ経歴なんでそんなに厨二臭いのさ」
「これがデフォルトだ、悪かったな」
「おい櫂テメエ!話が長えよ!」
「うるさい。お前の勝手なイメージを押し付けるな!」
(……やっぱり櫂くんは凄い!)
「はは……アイチはブレないなー……」
(うーん、やっぱり櫂君はどこの卓でも同じですねえ……)

安定の厨二病を発揮する孤高のヴァンガードファイター()、櫂トシキ(高一)。

「これで全部ですね、出し忘れた設定とかありませんか?」
「ああ、それと、俺は赤い髪の男に…………」
「「「もうこれ以上厨二設定を増やすな!!」」」
「か、櫂くんっ!?」
「っと、まあ茶ヴァンはこれ位にして、とっとと始めるよ」
「は、はい、それではGMは、不肖ながらこの私、新田シンと、」
「初心者ですけど私、先導エミがSMとしてお送りします、TRPG、その名もアサルトエンジン!」
「今からオープニングを始めます!皆さん用意はいいですか!」
「「「「はーい!」」」」「…………」
「ちょ、おま、反応しろよ!」
「まあまあ、きっとアイツ照れてるんだよ!」
「…………三和」
「へいへい」
「あ、あのー、いいですかー?それではいきますよー。せーの、」

『スタンドアップ・「THE」・アサルトエンジン!!』

そして、ヴァンガードならぬハイランダーになった彼らに待ち受けている事件とは?


アサルトエンジンリプレイ、『イメージしろ、全賭けする俺達の姿を!』近日公開(予定)!お楽しみに!


※ここまでイメージ







悪ノリしちゃったよてへぺろ☆←
実際のストーリーはそんな深刻にはならないハズです。クトゥルフじゃあるまいし。
あとタイトルは仕様です管理人が無い脳みそ振り絞って考えました。いつでもタイトル名募集中です。ちなみに全賭けなんて誰もやりません。約一名を除いて。多分。←

それではいつになるかは分かりませんが本編もお楽しみに!←




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