memo
天界鴉。 


▼私的考察。
2012/05/26 22:27

小さい頃、ぶっ○く○ぶなる本の通販(?)を親が頼んでいて、そのおかげで私はものの見事に本の虫になりました。だって、毎月3冊ほど絵本とか届くんだぜ?これで本の虫にならない方がおかしいって←
ヘビのヘリクター(うろ覚え)とかおしいれのぼうけんとか歯いしゃのチュー先生とかねずみのとうさんアナトールとかマイク・マリンガンとスチームショベルとかかぼちゃ飛行船ぷっくらことかどぶねずみ大作戦とか。ぼちぼちいこかは今だに最高傑作だと思ってる。←
高学年になってくると、もっと分厚いのも出てきました。ロアルド・ダール作品とかモモとかはてしない物語とかジークとかクラバートとか冒険者たちとかレイチェルとかなん者ひなた丸とかジャングルブックとか。まあそんな私ですから小学校の頃の休み時間とか読みまくってましたね。我ながら暗い子供だったなあと(笑)
で、多分今の私に繋がるターニングポイントとなった本は二冊あるけど、ナルニア国とかそういう古典的名作とかなんだとかと言われるようなやつじゃなくて、ぶっ○く○ぶで届いた『精霊の守人』とおかんが読めと言ってきた『ハリー・ポッター』でした。間違いなくこいつらだ。精霊の守人読んでからハマって、おかんにせがんで守人シリーズ何冊か買ってもらったなあ。天と地の守人だけは自分で買ったけど。ハリー・ポッターも出る度毎年買ってもらったけど、死の秘宝は自分で買いました。あと空色勾玉も来たんで勾玉三部作は揃えて貰った。一番好きなのは白鳥異伝だけども。
で、守人シリーズにハマった私は図書館に入り浸って、デルトラクエストやらダレン・シャンやらネシャン・サーガやら色々読みあさってました。殆どファンタジーしかねえじゃねえか!まったく!
あんまりにもファンタジーばっか読んでたせいなのか、私はファンタジー大好きっ子です。下手な恋愛小説より、笑いあり涙ありバトルあり恋もありの方がいい。
マンガも読んでましたが小遣い少なかったのでむしろ活字だった。まあ小遣いアップしたら買いまくって今大変な状態だけど。

で、そのころからちょくちょくラノベにも手を出してたけど中途半田だった。今だに揃ってないシャナがあるし。でも一番最初に買ったのはBLだったような……『神無ノ鳥』ってBLゲームを小説化したやつ、これをおかんに書店に注文してもらったんだけど、今にして思えば何てことしたんだ当時の自分って冷や汗が出る。まあ裏のイラストはエロくてもせいぜい指舐めてるくらいだったから問題ない!ドヤァ←
あの頃は二次創作にもハマってて、商業系BLにも手を出してたけど、第二のターニングポイントは図書館戦争。読んでみてその文体に惚れた。そこから有川さんの作品全部読んで、本格的に好きになった。有川さん最高。
私が図書館戦争すきだからおかんが有川さんのインタビュー載ってたかつくら買ってきて、そこからさらに私の本の虫は加速する。作家アリス、学生アリスにハマったのもデュラにハマったのも翼の帰る処を好きになったのも文学少女を読めたのも全部かつくらのおかげ。しかし炎ミラは読もうと思っても読めないのだよ……あ、テメレア戦記どうなったのかな。
まあ今はイナクロ&ヴァンガのせいで若干活字離れしてますが、本は相変わらず好きです。この前守人シリーズ最新刊(番外編)発見して飛び上がった。

この様にまあ、色んな本を(ジャンル偏ってるけど)読みまくったせいなのか読む速さは速くなり、国語は得意でした。センター国語で高得点取りたいんなら本を読みまくればいいのよ。そしたら感覚的に分かるから。←無理
で、こうしてネット上の文章も読むようになって、気になる所が目に付いたりするので、文章、というか小説の文体に関する私的考察を呟いてみようと思う。
世の中には文字書きさんが沢山いる。プロの作家さんから個人のサイトの管理人まで様々だ。紙媒体、というより商業系の物はあまり外れはないんだが、やっぱり合わないなーと思うのもあるにはある。最近ドラマでやってる三毛猫ホームズ、あれ読もうとしたんだけど、断念した。嫌いって訳じゃないんだけど、なんつーか、文体が合わないっていうのか。集中して読めないから諦めた。今度リベンジしてみるかな。
私の場合、文体が合わないっていうのはあまりないんだけど、表現の仕方が嫌で読むのを止めたっていうのは結構ある。
ギャル文字っていうのか、小さい“う”とか、“は”を“わ”と書いたりするのは、メールに使うんならともかく、人に見せる物として上げるのは止めてほしい。あれがいいんだ!と言う人もいるかもしれないけど、少なくとも私は、これを使ったものを小説と認める事はできない。なんつーか、気持ち悪いというか。鳥肌立ちます。
あと、☆とかハートとか使いまくるのも。とあるラノベもこのタイプだったから、買った一冊以外に続けて読むことは出来なかった。設定は凄く私好みなんだけどなぁ……
あと、絶対駄目、読めない!って訳でもないけどちょっち違和感を感じる文体っていうのは、…やら!やらを多用するのとか、??みたいにクエスチョンマークをいちいち二個つけたりするの。
あと顔が赤いってことを表す為に使う///とかwwwとか。会話文で使うならともかく、普通の文で使われると「…………。」となってしまう。まあ、それも表現の一つとは分かっているんだけど。

そんなこんなで、文体に関して言えば、私が目標にしているのは、有川さんと雪乃さん。あと夕鷺さん。ノリがパねえ。マジで。私もあんな文章が書きたい!と思ってるんだけど、なかなか上手くいかない。
これは実際に書くようになって分かった事なんだけど、やっぱり読むことと書くことは違うんだなあと。文末を過去形ばっかで終わらせると何か変だし、かといって現在形と交互にするとワンパになるし。上手い表現は出てこないし、視点は迷う。おまけに私はどうしてそうなったのか経緯を説明しとかないと気が済まないタチなのか、状況説明ってだけでなんか話が長くなるし。状況描写を省こうと頑張ってるけど、なかなか上手くいかない。心理描写とか比喩表現とか、もっともっと精進せねば。

とまあつらつら語ってますが、ここから先は私が読む本のあれこれをば。

最近、少女系レーベルしか読んでない気がする……何故だ。
いや、少年系も好きだけど。デュラはちょっと離れちゃってるけど、レンタルマギカとかイスカリオテとか火の国とか氷結界のエデンとか狂乱家族日記とかバカテスとか。狂乱家族日記は傑作だと思う。ニャル子さんも大好き。とあるシリーズとかとらドラ!とか伝勇伝とかいつ天とか、見たいなと思ってて見てないやつもあるけど。でもなんつーかなあ、あの、全体的に緑色のレーベルとか、肌色成分多すぎるやつとか主人公(男)がラッキースケベとかなんだとかがあからさますぎる奴はあんまり読みたいと思えない。星刻の竜騎士とか私好みの設定なのに、あんなんだから……(がっくり)
で、少女系レーベルも、結構面白いのはありますよ。彩雲国は高レベルと言ってもいいんじゃないかと。話の構成、伏線の張り方とか、決して仙人といった、不可思議な要素ばかりでなく、ちゃんと政治とかそういった人との駆け引きだとかをきちんと描いている所が凄い。本当に、完結してよかった。
横柄巫女も設定が面白いし、東方妖遊記も面白い。シャーレンブレン物語にはなんか悶えて転げ回った記憶がある。アリアで始まる聖譚曲とか、眠り王子とか愛玩王子とか。子守り魔王と姫騎士団長や、タイトル忘れたけど(オイ)薔薇を殺す話も大好き。銀の竜騎士団は、設定が超好み。ルーが可愛くて仕方がないのよ!←
まあ他にもあるし、まだ読んだことのない作品もあるから、頑張って読みまくろうと思います。まるマとか、少年陰陽師とか。斬月伝また読みたいなあ……
ちなみに今日立ち読みで読んだのは首の姫と首無し騎士。面白い。これは面白い。
少年系も少女系も、面白い作品は探せば沢山あるって訳で。私はこれからも色々見つけていこうと思います。他に何か面白い本があったら教えてほしいなー、みたいな。←

なんか長々とつらつらつらつらぐだぐだ書いちゃいましたがここまで付き合って下さりありがとうごさいました!そんなあなたは女神です!
ハードカバーの方の好きな本ピックアップは機会があったらやろうかなとかしかし迷惑なだけである←




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