2012/03/30 14:13
「何やってんだ松風」
「何って、歌ってるんだよ?」
「…………鼻歌でか?」
「違うよ!?」
ぷくっと頬を膨らませた松風は、餌を頬張った小動物のようで可愛らしい。思わず頭を撫でた。
「わわっ……!………えへへ!」
さっきまでむくれてたのが嘘のように嬉しそうに笑う。もっと撫でて欲しいのか頭を押し付けてくる。無意識なのかこいつ、くそ、可愛い。
「…………つるぎ、だいすきっ!」
「あーはいはいそうかよ」
「あっ何その返事!信じてないでしょ!?」
「うるせえな分かってるから」
ぎゅっと抱きしめてやったら松風は顔を真っ赤にした。
ほら、気がつけば僕も。
君も笑顔で歌ってるよ!
「で、何の歌歌ってたんだお前」
「えっとね……こんな曲。信助達に歌おうって言われてて、今練習中なんだぜ!」
「あっ、剣城くんいましたよ!」
「おーい剣城ー!」
「そういや剣城にも歌ってもらうんだったね!」
「何ィ!?」
これ書いてる間中ずっとあの曲が脳内エンドレスリピートだったんで……←
文章が変ですがとりあえず小柚様へお見舞いです早くよくなって下さいね!