短編 | ナノ





徳川カズヤ

今年も残すことあと数分。やり残した事が少々あるがまた来年ガンバれば大事だと思う。多分ね。

『ねえ、カズヤさんは来年はどう過ごしたい?』

「そうだな、お前と仲良く過ごせればそれでいい。お前そのさん付け止めないか?」
そうなんだ。カズヤさんも私と一緒の事考えてくれたんだ!
なんか嬉しい。
カズヤさんもしかして呼び捨てで呼ばれる方が嬉しいのかな。

『えっ、だってカズヤさんの方が歳上だし、その方がいいかなって思ったんだけど。』


「ならいいんだが、たまには呼び捨て………」
徐々に小さくなって聞き取れなかったが、ようするにカズヤさんは呼び捨てで呼んで欲しいみたい。


『あっ、12時になったよ今年もよろしくね!カズヤ♪』
照れて赤くなってるのが見えたけどカズヤが立って見えなくなった。
もう少しカズヤの照れてる表情見たかったな。

「俺こそよろしく頼む。さっさと神社に行くぞ」カズヤがこっちを向いてくれた。
照れてる表情可愛かったのは本人には秘密。


今年もカズヤと一緒に居れますように




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