カズヤさんとデートをしてから数日が経っていた。
あの時に好きですって伝えておけばよかった。でも、そしたら私とカズヤさんの関係はどうなるのかそれを考えただけで怖かった。



そろそろ学校行かないと出席日数が足んなくて卒業出来なさそうかも。
まあ、いいかどうせいつかは学校を辞めなくちゃいけないんだからな。



それよりも池袋行って新刊買ってこよ。
身仕度をすませて家を出て電車に乗って池袋まで来た。

最初にアニメインに行って目当ての物を買おうと新刊売り場に行った。
今日は平日で時間的に人が少ない時間だった。なのでまだあのマンガ残ってると思った。


『あっ、ラッキー!最後の一冊じゃん』
ほしかったマンガがあってご機嫌な私はそれに手をかけたがもうひとつ手がある事に気付いた。
その手が延びてきた方を見たらこの前のゲーセンで会ったあの男がいた。


確かこいつってカズヤさんと同じジャージ着てたよな。
ということはカズヤさんの知り合いになる。



「君はちびっこだったけ?」

『誰がちびっこだぁぁぁ!くたばれ!』
ちびっこって言われてムカッと来た私は戦闘体制になって目の前の男を思いっきり蹴りあげた。



―――――

『おおっ〜!じゃあ修二さんは言葉派なんだね!私もだよ。世界には悪いけど私嫌いなんだよね!』

あのあと色々あって私はファミレスで修二さんこと種子島修二とお昼ご飯を食べていた。


もう既に食事は食べ終わっていて私は食後のデザートを食べて修二さんはコーヒーを飲みながらアニメ等の話をしていた。
修二さんとは話が合って意気投合したので直ぐに仲良くなれた。

いや、にしても修二さんが話分かるやつでよかったな。アニメとかの話って幸村達に話してもちんぷんかんぷんだったし。
やっぱり話が合う人が一番だね!


2月22日



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