「な、なんか息が上がって…」


目の前に大好物の食べ物があります。それを食す準備は十分に整ってます。それを見逃す馬鹿がいたら俺は尊敬する。


「頼むから落ち着け!」
「お願いです、触らせてください」
「人の話を、ひっ」


涙目で抵抗する会計ちゃんにひどく興奮する。そんな俺は変態だ、分かってる。


「いたっ。そこ、触る、なぁ…!」
「え?乳首痛いですか?」


シャツの上からくりくりと弄れば眉を潜めて恨めしそうに下から睨んできた。でもそれは上目遣いにしか見えませんから。


「先輩って挿れられたことないんですか?」


何を、なんてベタな質問はしないらしい。理解はしているようで、くい とズボンの上から後ろの穴を押せばビクッと腰が跳ねた。まじまじと会計ちゃんを見れば顔を反らして泣きそうに顔を歪める。なにこの可愛い子。


「可愛いです…」
「え?」
「ほんとにすみません」
「え?えぇ?」


困惑顔の会計ちゃんを余所にネクタイをほどいてシャツのボタンを外していく。ジタジタと抵抗はするが蹴り飛ばすまではしない会計ちゃんは優しい。


「優しくしますんで」
「ぁ、あっ」


シャツをはだけさせたところから見える健康的な乳首を舌で舐める。出来るだけ気持ちよくしてやりたいと愛撫を施す。


「んっ、ぁ、ん」
「気持ちいいですか?」
「分かんな…っ」


会計ちゃんのバックルを外してジジジとチャックを下ろす。ボクサーパンツの中に手を入れたら目を見開き俺の服をギュッと握った。くすり と笑ってキスをしようと身を屈める、が。


「直先輩!大丈夫ですか!」


なんともまぁ雰囲気とは真逆な声、ドアを開く音。誰かが部屋に入ってきた。
いや君誰だよ。






焦らしプレイ

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