BLEACH夢・斬魄刀設定



「その不完全な瞬歩など
  光速の前では無意味だ」

(初出/誘因篇・006.Tune of the~)



≫帝鎚[みかづち]

・解号は「燐光閃かせ」
・雷電を操る鬼道系の斬魄刀

・始解すると、
 十文字槍と錫杖を
 混合させたような形状を成し、
 装飾部・刃先、共に
 其々の尖端から雷電を放つ

・扱う雷電は八種類あり
 発動前、柄の金環に灯る色で
 識別が出来る
 …が、ほんの一瞬なので
 まず常人には不可能

・これまでで判明しているのは

 『蒼連火』[そうれんか]
  …焔を起こす蒼い雷電

 『紫終』[しつい]
  …最も威力が強く
   広範囲に広がる紫の雷電

 『緋閃衝』[ひせんしょう]
  …引き裂く事に長けた
   防御用の緋色の雷電

・具象化すると、
 額に一本の角を持ち
 鬣が五色に変化する
 雷獣の姿を象る



≫「あの暗雲の中の、
    闇をも劈く光を」

記憶を喪った状態である事を
初めて慮ってくれた、白哉
唯一、自分が認め心を許した
彼の泣き顔を見て
紫槻は己の想いを自覚する

その時、脳裏に過ったのは
最初に目を覚ました病室の
窓の向こうで
鋭く発光する稲妻だった

年齢など関係無しに
轟く雷鳴に怯える者が在る
故に、其を欲し、手に入れた

紫槻にとっては
絶対だと信じて止まない力



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