- あとがき -

『幸福論の果てに』
ここまで読んでくださった方々へ、御礼申し上げます。拙くも長い話にお付き合いくださいましてありがとうございました。そしてお疲れさまです。 一旦締めさせていただきました。



このお話は、BLEACH原作読後、恋次とルキアの結婚小説『WE DO knot ALWAYS LOVE YOU』を読み終えてから書きました。
あの小説で、ああ生きてたよかった!という思いを越えたあと、彼にも人並みの生活の中で幸せになって欲しくて、BLEACHも浦原喜助も終わりたくなくて始めてました。元々異世界トリップ、世界線移動やらの嗜好も強かったです。異世界所以の喪失感や絶望感、葛藤が好みで。『人外と人間』という異種の恋愛も。



連載中あまり声を大にして言えませんでしたが、私は純愛で深愛のハッピーエンドが大好きです。
『幸福論の果てに』は、二人で幸せを導きだして欲しいお話でした。テーマとしては異世界出身の人間との関係、自己犠牲同士の共依存。この小説の中での浦原喜助が私の解釈であり理想でした。大変偏っていますが、浦原喜助に一度犠牲に棄てたであろう感情を取り戻して欲しく、そして彼に普通の人間を添えたらどういう風に恋愛するだろうかと。浦原喜助が本心を隠す人ならば、女性は純心で人間らしい人。そんな中での繋がりを模索。
彼は頭脳明晰で様々な先手を施していたけど、愛は知り得なかった、そんな感じが好きです。はい、彼に補正入ってます!
これまであまり好意を明言させてなかったのは仕様です。愛を小さく囁いて終えますが、私がそういった嗜好の持ち主なので、物足りなさを感じたら申し訳ありません。至らない部分が多かったですがうまく伝われば嬉しいです。



夢主については『緊張しい』しか明記しませんでしたが、小説の中の人物が全てです。『良くも悪くも人間らしく』を念頭に、素直に笑ったり、暗い感情もあったり普通の女性。容姿も皆さまのご想像、理想にお任せします。



改めて、あとがきまで読んでくださった方々、本当にありがとうございました!1年と少しの間、感想くださった方々、励みのお言葉や応援してくださっていた方々へ、心より御礼を申し上げます。お陰さまでとても楽しく創作できました。
これからも続きを書いていきたいので、何卒宜しくお願いいたします…!

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