2 (賢冬) 賢「楽しかったかね?」 天秤「うん。まさかローランサンまでサンタクロースになってるなんて思わなかったから。しかもプレゼントもくれたんだ」 賢「それは良かった」 天秤「でもね、」 賢「?」 天秤「サヴァンは、楽しくなさそう……」 賢「どうしてだね」 天秤「僕は、サヴァンに少しでも楽しんでもらえるようにこうしてサンタクロースになったのに」 賢「私は君が楽しいと感じられればそれでいいと思っているが」 天秤「……嫌だ」 賢「何がだね」 天秤「サヴァンが楽しくないと、僕も楽しくない。僕だけ楽しんだって意味がないんだ。だから、」 ちゅ 天秤「姫君も待ってるから、早く行こう? ご馳走も沢山用意してくれてるよ」 賢「……全く、君は」 天秤「早く早く!」 Joyeux Noel! 5⇒冬天秤と賢者 6⇒盗賊 → |