1945 0815

この青の一部になれるのなら、たったひとつの命さえ惜しくはないと思った

かなしいてのひら/今はまだ明日はいらない/愛を嫌う貴女を愛していました/淡く優しくあった夏の日/行方不明な心音/愛してしまいたかった/お腹には無数の希望が詰まっていました/全てを美しく見ようとするな/現実から目を覚ませ/檸檬と炭酸水/夕陽に縋る鉄塔/日なたの神葬/シーユーノットアゲイン/自分でいる自由を約束しよう/鯨を飼う少年/歩けないのなら死に物狂いで走るのだ/散らばった優しさは結局見つけられなかった/世界は始まりの朝を迎える/幸福宣言/モルヒネの海に沈み込む/最果てを創造する/記憶の底をしっかりと見ていた筈だろう/幸せを追った背中/聡明で明朗な彼は生き急ぎすぎていた/螢の跡を行く/セピアは色褪せることを知らない/「しにたい」とくちにしたわたしのかみさま /震える眼光は既に攫われた後/山茶花に看取られて殉職/ピアスホールから星屑/ヒビの入った思い出ほど愛おしいのです/夢優病/解けた甘い糸/キッチンの片隅にでも私の存在を置いていてくれたなら幸いです/羽が生えないから私は走る/知るのは過程だけで構わない/おねがい、どうかほうっておいてほしい/雨音を頼りにきみを探し出すから/日曜日の怪物/フレキシブル/腹の内を見せ合う殺し屋の心理/わかりたくない/水玉模様の小指が泣いている/私の身体を流れている筈の星屑/海の剥製/いつだってきみの未来は柔らかな光の中にある/抉るような優しさを知る/水兵の独白/無心のうちに君を求められるだろうか/フリーリクエスト/潮騒/まともなイカレ方/ティーンエイジャーに告ぐ/女々しい襟足/疾走感に飢えている/瞼の奥が酷く痛いし、紅茶もおいしく淹れられない、きっと君のせいなんだ/ヘーゼルグリーンのあの子//創造主の慈悲