※基本会話文のみ、たまに説明文ありかも 「はあー疲れたー。追っ手は来てない・・・わね、」 「・・・・・・」 「ああ!ごめんなさい、巻き込んじゃって!」 「・・・貴様は何故追われていたのだ?」 「いつものことよ。まあ、ちょっと嫌なことがあって逃げ出しただけなんだけどね」 「・・・それで、何故私を巻き込む必要があった」 「あー・・・それは・・・」 「今だ!突撃!!」 緑が多い庭、アヤナミと謎の女性を取り囲むようにして木や草や花の中からいっせいに姿を現した黒スーツにサングラスの男達が飛び掛かってきた。 「・・・ごめんなさい、あなたを巻き込んだのは、これに使うためよ!」 「!」 ビリッと来ていたドレスを破って身軽になり、それをアヤナミに投げ付けるとバッと近くの窓に移った。 「くそっまた逃げられた!」 「ここからでは追えん。あの窓はどこに繋がっている!?」 「向こうだ!」 バタバタとする中、コナツくらいの歳(見た目が)のスーツの少年がアヤナミに近づいた。サングラスはかけていない。 「すみませんでした。ええと貴方は・・・ああ!アヤナミ参謀殿ではありませんか!全く、あの方はそうとも知らずになんて事を・・・」 「・・・あの者は一体なんだ」 「アヤたん!やっと見付けたよー。この屋敷広すぎ」 「良かったです。ご無事で」 「アヤナミ参謀殿、あの方についてはこれからすぐお分かりになられます。主の部屋には私が案内いたしましょう。屋敷は迷路のように広くわかりづらいでしょうから」 ----- アヤナミさまを利用してみたかった ←→ |