「これなんですか?」
「ん?ああ、敵をどう攻撃するか攻めるルートやどこを落としたか書き記してある地図のようなものだ」
攻めるだと!?
そっちじゃないですね、はい。
「んんー・・・わかんないです」
「わからなくていい、戦争などお前には無関係だ」
「でもなんか手伝えることがないかなーと」
「では今すぐここから出ていってくれないか、仕事が進まん」
「それはやだ」
ヅラは一つ溜め息をするとまた机に向かった。
だってヅラって銀魂では電波でしょ?前半シリアスキャラだったけど。
そりゃあ意外としっかりしてたりするけど、でも許せない。
「ヅラは電波だと言い張る!」
「いきなり何を言い出すのかと思えば、今度は何だ」
「やっぱりエリーに会ってないからなのか」
「エリー?だれだそれは」
「白くて大きなどっかのお化けに似てて口がコーヒー豆の黄色でちらちらすね毛が見え隠れする、おっさん」
エリーを説明するのって意外と難しかったんだな。
「何だその生き物は・・・意味が分からんぞ。生き物なのか?ただのおっさんなのか?」
「大丈夫です、安心してください。そのうち会えますから」
「何!?会うのか!?何故わかるんだ?」
「エ、エスパー」
(和む会話)
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