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とりあえず豚を見つけよう。
それでグレイトスタンプを捕まえられるかを考えよう。
・・・と思ったけど甘かった。
「むっ・・・無理無理無理っ!!」
「・・・お姉ちゃん、ドンマイ」
そして夕雨も手伝ってはくれないのね・・・。
「ってわけでキルア、私の分もお願いっ!!」
「はあ!?意味わかんねぇ、自分でやれよ」
「無理・・・あんな攻撃的な動物とか嫌だ・・・」
私の1番苦手なモノだよ、多分。
「怖いの?」
「・・・うん」
「・・・・・・。」
何故黙るキルア。
私本当、無理だってば・・・。
「・・・額に衝撃与えれば捕まえられるから」
「わかってんなら自分でやれよ」
「無理。火は準備しとくから」
ライターは持ってきてるし。
火を起こすのは好きだし。
「即答かよ!?ていうか何でオレ?」
「・・・あとでチョコロボくんあげるから」
「任せろ」
・・・どんだけ好きなの、チョコロボくん。
でも助かった。
「ありがと。じゃああっちで火、準備してるね」
「ああ」
「オッケー」
そんなわけで夕雨とキルアとは一旦離れた。
・・・決してズルではない、頭を使っただけだ。