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びっくりのカミングアウト(「これでもお前らと同じ10代なんだぞ!!」「「うそォ!?」」 ・・・素直すぎるよコイツら)の後、あたしらはいつの間にかばらばらになっていた。
ちびっこ組+お姉ちゃんはあたしらより後ろ。
金髪美人と年齢詐欺・・・うぉっほん!
クラピカとレオリオと、あとあたしは・・・位置把握できてないけど一緒にいる。
上半身裸になって、かなり死に物狂いなレオリオがなんか心配になってついてった結果だ。
・・・ちびっこ組はいつ1番前に行くんだっけ?
「・・・緋の目。クルタ族が狙われた理由だ」
おっと、考えてる間にクラピカは話し始めてるし。
少し、こっちに集中しようか。
「緋の目とは、クルタ族固有の特質を示す。感情が激しく高ぶると、瞳が燃えるような深い緋色になるんだ」
「その状態で死ぬと、その瞳の緋色は失われない・・・。だから、幻影旅団に狙われた・・・そうだよね?」
確かそのはずだ。
「・・・そうだ。この緋の輝きは、世界7大美色の1つにも数えられているほどだしな」
そう言うクラピカの表情は、暗い。
・・・こういう雰囲気苦手なんだよね。
あーあ、お姉ちゃんと一緒にいればよかった。