Trick or Treat (3)




※ちょっとだけ下ネタ注意


お次は大くんに試したいと思いますっ!


『大くうーん!』

「おーかな、どしたんだよ」

『Trick or Treat!』

「え、とりっく…とり…?なんつった?」

『トリック・オア・トリート!お菓子くれなきゃイタズラしちゃうぞって意味だよ?』

「なんだそれ」

『今日はハロウィンなんだよ』

「ああ、あれか」

『うん!だからTrick or Treat!』

「生憎だが俺はお菓子とか持ってねーわ」

『じゃあイタズラだねっ!』


大くんには何をしましょうか…。あっ、脇腹を擽るなんていいかも!


『んふふ〜』

「な、何すんだよ…」

『大くん覚悟っ!』


私は思い切り大くんの脇腹目掛けて手を突っ込んで擽りました。

んっふっふ〜どうだ、くすぐったいだろう!と思って大くんの顔を見ると目が点状態。あれ…あんまりきいてない?


『大くん…くすぐったくないの?』

「うん」

『全然…?』

「うん」


…どうやらイタズラのつもりで擽ったのにきいていないようです。



『うー…失敗』

「かなは擽り方が甘ぇんだよ!こうすんだよ!」


と私の脇腹を擽ってきました。擽りに弱い私はもう暴れるしかありません…


『あははっ!ちょ、大くんっ!や、や、やめっ…!』

「いい声で鳴くじゃねーか、誘ってんのか?」

『ちっ、ちがっ!ひゃあっ!…んっ!』


な、なんか変な声が出た!


「お、お前…なんて声出すんだよ!」


どうやらようやく止めてくれたようです。


「あーお前の声エロすぎ。反応しちまったじゃねーか…」

『何が反応したの?』

「あー…気にすんな。俺はトイレ行くから、じゃあな」

『う、うん…』


一体何が反応したのかはわかりませんが、次の人の所へ行きたいと思います!




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