短編小説 | ナノ

ラッキーバレンタイン



今日はバレンタイン!

常日頃からお世話になっている先輩方にあげるのは勿論、好きな人にもあげることにしました。


『ハッピーバレンタイン!テツヤくんにプレゼントです♪』

「僕にですか?ありがとうございます…」

『あれ、もしかしてチョコ苦手だった?』

「いえ、今までバレンタインは母親にしか貰ったことなかったので…。でも嬉しいです」

『良かった!』


喜んで貰えて良かった!すると後ろから火神くんがやって来ました。


「なぁ、俺にはチョコねーのかよ?」

『ちゃんとあるよ、はい!』

「Thanks!でも俺と黒子のチョコ、ラッピング違うよな」

『ふえっ!?な、何いってんの!?///』

「あー…お前あれだな、黒子のことがスk『わあああー!!!///』」


好きな人っていうのはテツヤくん。告白なんて勇気はまだ無いから、せめて他の人とは違うものをあげたかった。

だけど火神くんにならバレないと思っていたのに!


『アレだよ!テツヤくんにはお世話になってるからさ!!///』

「…あのこれはつぐみさんの気持ちとして受け取っていいということですよね?」

『へっ…?//』

「つぐみさんは鈍いです。好きです、君のことが」


まさか伝わると思っていなかったのでビックリ。しかも両想いなんてなんて幸せなんだろう。

するとテツヤくんが私の手を握って、手の甲に唇を押し当てた。


『て、テツヤくん!?///』

「拒否権はありませんよ?」

『もちろん拒否なんてしませんよ!私も好きです…』


なんとも嬉しいバレンタインになったのでした。



ラッキーバレンタイン

(黒子って男前なことすんだな)
(私もビックリしちゃった///)
(これが本を読んで身に付いた技術です)
(どんな本読んでんだよ…)



--( ˘ω˘) アトガキ--

最初は拍手の方に置こうとしたのですが、これは名前変換あったほうがいいかなーって思ったので、こっちに移動(`・ω・´)

みなさんはバレンタイン、本命さん居るのかなー?← わたくしは妄想の中で黒子っちと赤司様と二宮さんに渡したいです(((イタイ



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