短編小説 | ナノ

君の幸せ、僕の幸せ、



※大学生設定



今日は貴女と付き合って4年。


『テツくん、今日で付き合って4年だね?』

「そうですね…あっという間でした、4年」


付き合って4年目の記念日、今までは様々なところへ出かけて祝いましたが今年は違います。

最近は僕の講義が忙しかったりつぐみさんのバイトなどで全然会えなかったので家でまったりです。


『テツくーん…』

「どうしたんですか?」


つぐみさんが僕に抱きついてきてうとうとし始めます。あまりにも可愛らしいので頭を撫でてあげました。


『私テツくんに撫でられるの好きだなぁ…なんだか安心するの』

「僕もつぐみさんに抱きつかれたら安心します」

『じゃあお互い様だね?』

「はい、お互い様です」


こんな時間でさえも嬉しくなってしまう僕はそれほどつぐみさんが好きなんだと改めて思います。


「つぐみさん、ちょっと待っててください」

『うん』


つぐみさんの腕を離してタンスからあるものを取り出す。


『テツくんそれなーに?』

「これですか?」


手を広げてあるもののフタをあけるとキラキラ光る指輪…そう、婚約指輪。


『テツくんこれって…』

「つぐみさん…いいえ、つぐみ。結婚してください」

『ぐすっ…勿論だよぉ…!』


つぐみは大粒の涙を流しながら僕の胸に顔を押し付けていて。


「こんなムードもない部屋でプロポーズしてごめんなさい」

『別にムードとかいいの!これからもテツくんと居れるだけで幸せなの…』


どうやら君も一緒のようですね。僕の幸せも君の幸せも…



僕の幸せ、君の幸せ、

(テツくん大好き)
(僕もです)



--( ˘ω˘) アトガキ--

ちょっぴりグダグダ orz

by.曖昧世界 025 [君の幸せ、僕の幸せ、]お借りしました。


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