短編小説 | ナノ

もっと知りたいの



私には彼氏がいます。青峰大輝くんと言って桐皇学園バスケ部のエースです!

最近は少しでも彼と同じことが知りたいしやってみたい。だから一緒に堀北マイちゃん見たり、屋上でお昼寝したり。

今日はバスケに挑戦したいと思います!



―――ストバス。



『先生!シュートのコツはなんですかー?』

「先生ってなんだよ…。つかシュートのコツぅ?ゴールめがけてボール投げるだけ」

『おおざっぱすぎます!でもやってみます!』


「ていっ!」と私なりにゴールにシュートしてみたものの、ボールはリングに当たって入らず。


『あれ』

「ったく下手くそだな、貸してみろよ」


ボールを渡すと大輝くんは軽く膝を曲げてボールを投げた。リングに当たることもなくシュッとネットを潜る音がした。


「こうすんだよ」

『すすす、すごい!』

「つぐみは膝が曲がってねーよ、バネみたいにしてうつんだよ」

『なるほどー』


言われた通りに膝を曲げてシュートすると見事に成功!


『やった、入った!』

「つぐみ飲み込み早いな…」


大輝くんは「よくやった」と言わんばかりに頭を撫でてくれた。


『ねえダンク見てみたい!』

「しゃーねーなー」


大輝くんがゴールめがけて走っていきガンッと大きな音をたててダンクを決めた。


『かかか、かっこいい!』

「当たり前」


どや顔しながら言う大輝くんも本当にかっこよくて。私はたまらず抱きついた。


「ど、どした?」

『大輝くんがかっこよすぎてギュってしたくなったの!』

「ふっ、変なやつ」


とか言いながらも大輝くんは背中に腕を回してくれた。


「今度教えろよ」

『何を〜?』

「つぐみの好きなこと。最近俺の好きなことを知ろうとしてくれてんだろ?」

『うん!』

「じゃあ今からスリーポイントラインからシュートする練習するか?」

『するー!』


これからも大輝くんのこと、いーっぱい知りたいと思う今日でした!


もっと知りたいの

(やった、スリーポイントラインからシュート決まったよ!)
(やっぱつぐみ才能あるな!ん、ご褒美やるよ)
(今のって…///)
(あ?キスしただけだろ?)
(大輝くんのバカー///)



--( ˘ω˘) アトガキ--

こんな感じで良かったでしょうか?留華様リクエストです。お持ち帰りオッケーです!


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