短編小説 | ナノ

お姫様は誰のもの?



帝光中バスケ部。全中連勝しているだけあってクリスマスイブだろうがクリスマスだろうが練習は怠りません!

なのでマネージャーも負けてはいられない、全力でサポートしますよ!


「つぐみ」

『青峰くん、どしたの?』

「明日どこか行かねーか?」

『…気持ちはありがたいが今は練習中だよアホ峰くん、そして明日も部活だよザリ峰くん。』

「なんだよアホ峰ザリ峰って!つーか部活終わってからだよ」

『んまぁ…いいy「ちょーっと待つっス!」あ、黄瀬涼太』

「なんでフルネームなんスか!?」

『特になし。』

「ヒドッ!それより青峰っち!抜け駆けは許さないっスよ?つぐみっちは明日俺とどっかに行くっス!」

『いやいや、わたくしアナタとお約束なんてこれっぽっちもしてませんが。バカなの、ねえバカ?』

「バカじゃないっス、今から誘うんスよ♪ってことでつぐみっち、俺と一緒にマウスランドに行くっス!」

『ん〜…「つぐみさん」あ、私の癒し、てっちゃんではないですか。なんでしょうか?』

「明日部活の後空いていますか?クリスマス限定スペシャルマジバシェイクが販売なんです」

『なんですと…!?それは行かねばならない気がする!』

「では行きましょう」

『もちr「ちょっと待つのだよ」どーした真ちゃん』

「明日つぐみと俺のラッキースポットはイルミネーションのあるところなのだよ、だから一緒に行くのだよ」

『行けばいいことある?』

「当たり前なのだよ!日々人事を尽くして天命をm「つぐちーん」な…ぬ…!?」

『どーしたむっくん?』

「あのねー明日一緒にケーキ食べにいかなーい?」

『ケーキもいいなぁ…どうしよ』


青峰くんはどうせどこか行こうって言ってもストバスだろう。

黄瀬涼太はマウスランド…

てっちゃんはクリスマス限定マジバシェイク…

真ちゃんはイルミネーション…

むっくんはケーキ…

どれも断る理由ないし面白そうだしなぁ…


「練習中に楽しくお喋りとは…重要なことなのか?」

『あ、赤司くん!どうすればいい?みんな明日遊ぼうって誘ってくれるんだけど選べないの』

「じゃあ僕の家にこればいい。色々しようじゃないか」

『い、色々…!?』

「あぁ。ピ――なことやピ――。そしてピ―――なことをするつもりだ」

『赤司くん、卑猥すぎてピー音入っちゃってます。そして絶対に赤司くんとは遊ばないです』

「つぐみ…俺を拒否するんだね?いい度胸だ、殺されたいんだね?」


いやいや、赤司くん。ハサミなんて物騒なもの出さないでください!


「みんなそこまで!」

『も、桃ちゃん!』


ああ私のマイスウィートハニィ!もうあのおっぱいが羨ましい…


「つぐみちゃんは私とショッピング行って映画見てスイーツパラダイスいくんだから!ね、かりんちゃん♪」

『もももも…もちろんじゃないですかァァァ!』


こんな美少女との約束を断る理由が見つからないですよ!楽しいクリスマスになりそうです!



お姫様は誰のもの?

(さつきにとられたな)
(じゃあ残った男でクリスマスパーティーするっスか?)
(悲しすぎます、黄瀬くん…)



--( ˘ω˘) アトガキ--

明夏様リクエストでした。ご本人様のみ持ち帰り可能です。


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