お昼休み。 いつも通り、私と彼氏のむっくんとでお菓子を一緒に食べます。 お互いに新商品だったり、大好きなものだったり、様々なものを一緒に食べることが日課です。 「かずちーん、今日は何持ってきたのー?」 『今日は私の大好きなチョコレート!秋限定!、マロンチョコ!』 「そんなのあるのー?知らないやー…」 『美味しいんだよ!はい、どうぞ』 「わーい」 がお菓子には限りがあります。 私が最後のチョコを食べようと手を伸ばすと、スッとむっくんが取ってしまいました。 『ああ!今食べようと思ったのに!』 「だって美味しいんだもんー」 『私の大好きなチョコだって知ってるのに食べちゃうんだ…』 「早い者勝ちでしょー?」 『でも私が買ってきたもん!』 「じゃあ出さなきゃ良かったじゃん」 『だって1人で食べるのはさみしいし…』 「それ矛盾してるよねー。かずちんのそんなところはわかんないやー。でm『『そうだよね、私、わかんないよね。嫌な女だよね…。ごめんね、むっくん』」 何だか"わからない"と言われたことが悲しくって。 私だって確かに自分勝手だから矛盾なんて沢山あるのは分かってる。でも大好きなむっくんに言われた一言があまりにも重かった。 気づいたら涙が出ていた。 「えっ、かずちん?何泣いてるの?」 『ううん、気にしないで…』 「いいたいことが言って?言わないとわかんないよー?」 『本当に気にしないでいいから…ちょっと自販機行ってくるね』 と何も聞かずに教室を飛び出した。 『私、本当に嫌な女だ…"わからない"って言われるだけでショックなんて』 そう言えば前に別れた彼氏とも、そのことが原因だったな… 『本当に私バカだね…』 「まったくそうだよー最後まで話聞かないもん」 声の聞こえる方に振り向くと、そこにはまいう棒をかじっているむっくんがいた。 「俺、"わかんない"って言った後に"でもそんなところもこれから知ればいいよね"って言おうとしたのにさー」 『へっ?』 「確かに俺が悪かったけど…ちゃんと話聞かないかずちんも悪いからねー?」 『ご、ごめん…』 「じゃあ仲直りしよー」 『うん!むっくん、これからもよろしくね!』 と言うとむっくんは私の身長まで屈んでくれる。 そしてむっくんの頬っぺたにキスをおとした。 まだまだ子ども --( ˘ω˘) アトガキ-- 杜若藍様ー遅くなってすみません(´;ω;`)もうぐちゃぐちゃだわ、女の子面倒な感じやし…とにかくスライディング土下座です、ガチで。 よければお持ち帰りくださいませ! |