さっきは涼くん起こしたから次は誰を起こそうかな…
よし、大くんにしよう!
私は大くんの部屋に声を掛けることなくズカズカ入ります。だって大くん、声掛けただけじゃ起きないんだもん。
そして大くんを思い切り揺さぶります!
『大くん起きて!』
「ん〜あぁー…」
『朝ごはん、涼くんに食べられちゃうよ!』
「ん…」
『おーい大くーん』
また寝てしまったのかな?でも私は諦めません!
『大くん、大くん!』
「あー分かったから…」
眠い目を擦りながらこっちを見てる大くん。ちょっとだけ怖いです…。
『おはよ!』
「…はよ」
『ご飯出来てるよ』
じゃあって言いながら部屋を出ようとすると大くんにスカートを勢いよく引っ張られました。
『大くん痛いよ』
「そりゃ悪かったな」
思い切り引っ張られたせいでベッドへと突っ込んでしまい、今大くんに抱きついています。
『どしたの?』
「いや、相変わらずいいケツしてんなっと思って」
大くんはスカートの上からお尻を触ってきました。
『大くんの変態!』
思い切り大くんを押したつもりなんですが…全く聞いてない様子です。
「んな怒んなよ…小さい頃からの癖なんだし」
『いや、開き直られても』
そんなことを言い合っていると「かなさん?」と声を掛けて、テツくんが大くんの部屋に入ってきました。
「あ、テツ」
『テツくーん!』
私は大くんの腕を抜けてテツくんの後ろに隠れます。
「どうしたんですか?」
『大くんが私のお尻触ってきたの』
「うわ…とんだ変態野郎ですね、大丈夫でしたか?」
『うん』
テツくんは私を抱き締めて頭を撫でてくれました。
「さぁかなさん、こんなやつの近くに居ては襲われますよ。部屋出ましょう。なんなら僕が襲ってあげますよ」
なんだかテツくんの口からすごい言葉が出た気がするけど…気にしないでおきます。
大くんもテツくんも起きたことだし…問題児のあっくんを起こしにいきます。
--( ˘ω˘) アトガキ--
今回は青峰くんを起こしましたよ!結果的にテツくんも起きてくれましたw
さて次は問題児の紫原くんを起こします!
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