体育祭もいい感じに盛り上がっていますが、今は待ちに待ったお昼ご飯です!
いつもと作る量は変わりませんが、中身は頑張りましたよ!
「かなっち、どこでお昼食べるっスか?」
『今日はテラス使えないもんね…どこかいいところあるかな?』
みんなで考えていると大くんが「屋上は?」と提案。
『屋上って鍵締まってるんじゃないの?』
「そうですよ。青峰くんは何も考えてないんですね」
「テツ言ってくれるじゃねーか」
ニヤッとした大くんはポケットをごそごそしだしてあるものを取り出しました。
「なんの鍵なのだよ?」
「屋上」
「「「え?」」」
『なんで大くんが持ってるの?』
「ダメ元で屋上行ったらドアの前に落ちてあった」
「うちの学校はゆるいんですね」
『そうみたいだね…』
大くんのおかげ(?)で私たちは人の居ない屋上でお昼ご飯を食べることになりました。
『結構広いねっ!』
屋上なんて来たことないので、とても新鮮です!
「じゃあ食べましょうか。かなさん、手伝いますよ」
『ありがと、テツくん』
テツくんに手伝ってもらってお重を開けてお皿を配ります。
「わぁ!かないつもより気合い入ったご飯だね!」
『喜んでもらえて良かったー』
「喜ばないわけがないよっ!かなありがとー」
『どういたしまして』
さてと…私はどこに座ろうかな?いつも涼くんとあっくんの隣だしなぁ…。今日は征くんと真くんの間に座ろうかな?
「あれ、かにゃちん隣に座んないのー?」
『今日は征くんと真くんの間に座る!』
「そうか、じゃあ隣においで」
「来るのだよ」
征くんと真くんの間におさまると、みんなも徐々に座りはじめました。
『我ながら美味しかったー』
「かなっちの料理は全部美味しいっスよ!」
みんなでお昼ご飯を平らげて、今は昼休憩が終わるまで雑談です。
「午後の競技はかなと僕と大輝だけだな」
「クラス対抗リレーとか面倒くさ…」
『大くんも頑張ろ?私も借り物競争頑張るから!もちろん征くんも!』
「当たり前だよ。第一僕が負けるはずがないだろう」
「かなが言うなら…頑張ってやるかぁ…」
『うんっ!』
にしても今日はいい天気の上に気温が丁度よくて、お腹も満たされたと頃なので眠気に襲われてしまいます…
『真くん…』
「どうしたのだよ?」
『お昼休憩終わるまで仮眠取りたいから肩かして?』
「…どうせならここで寝るのだよ」
真くんは私の腕を引っ張って、胡座をかいて座っている真くんの上に座らせられ、後ろから抱きつくような体制にされました。
真くんの程よい肉付き加減がたまらなく気持ちいい…なんて思いながら眠りに落ちていきました。
「緑間っちがかなっちにベタベタしてるのって珍しいっスね」
「みどちん羨ましーい」
「たまにはいいと思ったのだよ」
「むっつりですね、緑間くんは」
「うっわ、むっつり真ちゃんないわー」
「うるさいだまれ!そんなことないのだよ!」
「みんなうるさい。かなが起きてしまうだろう」
「赤司くんのいう通りよ!あ〜かなの寝顔可愛い…写メ撮ろっ♪」
「俺も撮るっス!」
「俺もー」
「僕も撮っておきましょう(そして待ち受けにしましょう←)」
「さつき、後で俺の携帯にも送っとけよ」
「俺にも送るのだよ」
「無論、僕にも送るように。頼んだよ」
「もちろん、おまかせあれ!」
--( ˘ω˘) アトガキ--
今回は真ちゃんに甘えてみた夢主ちゃんでした 多分次で体育祭終わる予定です!
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