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Nさんの書いた金魚の話、実は諸事情によりあっという間に消されちゃってまして。なので実際にどういうお話だったのかというと、細かいところはわかりません(失礼、、、)。わたしは非常に物覚えの悪い人間ですし、ものすごく自分の都合のいいように文章を読んでしまうタイプなので。しょうがない。

ただ、「金魚になって飼われたい」という文字で思い浮かんだのは、明るい日差しが入る出窓の、ビー玉キラキラな金魚鉢に背びれひらひらな赤い金魚が揺れて。この世界はわたしとあなただけで、ああ、なんてシンプルで美しい世界。わだ、わんだほー、わー。みたいな、そういう感じ。

そもそも金魚鉢って非常に不自然な状態じゃないですか。閉鎖的な空間に、生きることとはまるで関係のないガラス玉やら、作り物の水草やら。中の金魚だって誰かがエサをやらなければ、水を取り替えなければあっという間に死んでしまうし。

だから、もともと金魚鉢そのものがリアルじゃなくてファンタジーなんじゃないかなあ、と。世俗で薄汚れたOLであるところのnrおねいさんは思ったわけですよ。だからこそ、空々しいくらいに美しい風景を。空々しいとわかったうえで、愛したいなあ。と。

と、ここまで書いて急に気がついた。彼女の場合、金魚になるのは「わたし」だけで相手はそれを眺めている方だったんじゃね?飼われたい、んだもんね?

わたしは、相手も金魚にして、一緒に金魚鉢に入る気満々だったわ。もしくは金魚鉢に入れて、飼う気満々だった。

うわあ、なんか書けば書くほど、説明すればするほど、Nさんオマージュがあれで良かったのか?と不安になるね。解釈まったく違うんじゃない?とか。汲み取れてる部分が本当にあるんだろうか?とか。でもいいや。もうしょうがない。あげちゃったんだもん。でもでも、これだけは確か。いろいろわかってないかもしれないけど、あなたのことが大好きです。

と、まあ、この辺で逃げます。バーイ。

September 28, 2012 21:55
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