参考文献リスト

*話の中で一部引用したりタイトルだけ出したりしたもの一覧です。内容についてはあんまり触れてないんですが、個人的には面白いなーと思ったものが多いので自己満足ながら紹介させていただきます。

『ローマ風刺詩集』ペルシウス、ユウェナーリス作、国原吉之助訳、2012年、258ページ
 ・体育の授業で引用した部分です。ユウェナーリスの表記は訳した年代や訳者によってぶれるので、図書館や本屋で探すときはタイトルで検索するのが無難かもしれないです。

『ロードバイクが一からわかる本』バイシクルクラブ編集部、2004年、210ページ
 ・ロードバイクに実際に乗る際の注意やメンテナンスの仕方、細かい雑学など幅広く載っているので、ロードバイクってなんぞや?でも知りたい!という方におすすめできます。

『そして世界に不確定性がもたらされた』デイヴィッド・リンドリー著、阪本芳久訳、早川書房、2007年
 ・ハイゼンベルクの発見した不確定性についての話、と書くとやたらとややこしく感じますが、わりと人物中心に書いているので読みやすいです。アインシュタインとボーアが仲良しなのかなんなのかよくわからないところが萌えポイントだと思います。

『若きウェルテルの悩み』ゲーテ作、竹山道雄訳、岩波書店、1951年
 ・言わずと知れた古典的恋愛小説。この作品の影響で昔のドイツでは自殺する男性が増えたとかなんとか。ウェルテルとロッテが踊るシーンはどこか哀しいのに美しいですね。

『図像学入門−目玉の理想と美学』荒俣宏著、集英社、1998年
 ・バカとボケとパーの見方の話が面白かったので話の中で少し書きましたが、グリコや森永のイラストに関する考察も印象的な本です。

『退出ゲーム』初野晴、角川書店、2008年
 ・ハルチカシリーズとして続くシリーズ第一作。連作短編ですが、やはりタイトルになっている「退出ゲーム」はかなりおススメです。新開も推理小説好きなら読んでるんじゃないかなあと勝手に思ってます。

『桃尻語訳枕草子<上>』橋本治著、河出文庫、1998年
『桃尻語訳枕草子<下>』同上
 ・「現代の女子高生言葉で喋る清少納言の枕草子」です。清少納言が「春は曙よ!」とか「そういうのって、ほんっと、ダサい!」とか言いまくってます。でも原文には忠実というすごすぎる本なので古典とか苦手そうな荒北にすすめたい二冊。

『マリア様がみてる』今野緒雪著、コバルト文庫、1998年
 ・学園もの百合ライトノベルの代名詞とも言える作品。お嬢様学校に平凡なヒロインに男性恐怖症な「お姉さま」に。「タイが、曲がっていてよ」のセリフはめちゃくちゃ有名ですね。個人的には東堂は初期の赤薔薇様に似てるなぁとか新開は初期の黄薔薇様に似てるなぁとか思ってます。

『文・堺雅人』堺雅人著、産経新聞出版、2009年、167ページ
 ・俳優の堺雅人が雑誌で連載していたエッセーをまとめたもの。「篤姫」や「クライマーズ・ハイ」、「ジェネラル・ルージュの凱旋」といったドラマや映画の撮影中の話に触れつつ俳優としてのスタンスやふと思ったことなどが柔らかい文章で書かれている癒し系の本です。

『戦略論』リデル・ハート著、森沢亀鶴訳、原書房、2008年、354ページ
 ・古今東西の戦争における戦略について細かく分析し、また孫子やクラウゼヴィッツ等の古典的な戦略思想家が描いた構想、戦略論についても比較記述されている。軍オタや世界史オタにはたまらない一冊だがマニア向け。福ちゃんの本棚にありそう。




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