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毎日、変な夢を見る。
妙にリアルな夢だ。
気が付くと、俺は見知らぬ道を歩いているんだ。周りは住宅街で、人がいてもおかしくないのに、塀で仕切られたその一本道は、俺以外に誰も歩いていない。仕方がないから真っ直ぐ歩いていると、一人の女が前を歩いているのが見えてくる。俺はその女に帰り道を聞こうとして追いかけるが、何故かなかなかソイツに追いつかないんだ。いくら走っても、女は歩いているはずなのに、距離が縮まらない。それで俺はいつも諦めてしまって、別の道を探そうと来た道を振り返る……。
そこで、いつも目が覚めるんだ。
いつからこんな夢を見てるのかはわからない。つい最近からかもしれないし、ずっと前からかもしれない。
女がどんな顔をしているのかが気になるが、毎回追いかけてもいつも女に辿りつく前に疲れて諦めてしまう。
今日こそは必ず女の顔を見てやると意気込み、俺は布団へと潜り込んだ。


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bkm

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