早いもので、今年もいよいよ残りわずかとなってしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか。
年末から年始にかけては禰豆子と善逸も家へ帰ってくるそうなので、伊之助も一緒に鍋でも囲って年越しをしようという話をしています。静かな家が、きっとまた騒がしくなることでしょう。
年越しの準備の為に久方振りに山を降りて町へ出掛けると、町中も新年を迎える準備でいつも以上に賑わっておりました。鬼殺隊に入る前は、代々続く家業の炭焼きをしていた俺は、炭が出来ると荷車を引いてよく町へと炭を売りに行っていたものです。町のみんなはとても良い人たちばかりなので、いつか名前にもみんなのことを紹介する機会があれば良いなと思っています。
突然ですが、名前は
来年は君の隣で新しい年を迎えることが出来るのだと考えると、今からとても楽しみです。来年も、名前にとって素敵な一年になりますようにお祈りしております。
敬具
竈門炭治郎
追伸 今年も一年間本当にありがとう。