さくらが咲いています。
2014/04/04 01:26
白髪の彼女
「庭の桜も綺麗に咲いたな……螢」
螢
「はい、我が母(ほわんにっこり)我が母が毎日、この桜に合うように水を清くなされていましたから」
白髪の彼女
「ふふ……螢もよく手伝ってくれたな(頭撫で撫で)」
螢
「……けれども散ってしまうのは……」
白髪の彼女
「散らぬよ。この世に散るものはないのだ、螢」
若草色の彼女
「紡ぎ、繋いでいきますからね。全てすべてに置いて」
螢
「……そうか……そうですね……我が母(ぽてん、と白髪に凭れ甘え)」
赤い彼
「花見弁当出来たってよ。ばあちゃん、酒呑むか、酒」
金色の彼
「たっくさん作ったからねー(お重を抱えて)」
散る、は基本的に使いません。だって散らないもの。と管理人が思っているからです。
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