クリスマスですよ。

2013/12/25 00:10

大人たちは悩んだ悩んだ。



若草色の彼女
「螢ちゃん、何が欲しいって言ってました?」

金色の彼
「それがねぇ……何回訊いても『我が母がしあわせなら何もいらぬ』って」

赤い彼
「清々しいほどにばあちゃん好きだな」

金色の彼
「あははははっ。ひとのこと言えなi(ごつんっ)」

若草色の彼女
「………後少しでその拳骨、私がもらうところでした(笑)」

赤い彼
「ひとをからかうのも程々にな?(威圧感のある笑顔)……あ、ばあちゃん」

白髪の彼女
「螢がやっと眠ってくれてな……。……しかし欲しいものが最後まで聞き出せぬ…」

若草色の彼女
「もうおばあちゃんとお揃いの何かで良いんじゃないですか?」

金色の彼
「あー………それが一番喜びそう」


赤い彼
「……ところでばあちゃん?」

白髪の彼女
「む?」

赤い彼
「良いのか?部屋に螢ちゃんをひとりにしても」

若草色の彼女
「あぁ……部屋におばあちゃんがいないっておうちの中をひたすら浮きながらいどうしてましたよね、いつか」

金色の彼
「このだだっ広いおうちをねー」

白髪の彼女
「…………(さぁ……と顔が青くなる)だっ、大丈夫、だろう?」

若草色の彼女
「おばあちゃん、声が裏返ってますよ」

赤い彼
「大変だったなああの時は……ばあちゃん出かけたから螢ちゃんが中々泣きやんでくれなくt」


「……母…?………我が母……?」

金色の彼
「……探してるね」

白髪の彼女
「螢、螢っ。母はここにいるぞっ(ダッシュ)」

赤い彼
「………マザコンだなぁ……」

若草色の彼女
「………やっぱりおばあちゃんとお揃いの何かにしましょうか」

金色の彼
「お揃いだけで安心するだろうしねぇ…(笑)」





そして親子お揃い服をもらうんですよ(笑)
本館で逢えない分、ここだと螢は凄まじく甘えん坊になってる気がします……ツケがこんなところに(笑)






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