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 02

彼女の口から出た言葉に俺の手がピタリと止まり相手も恥かしいのか頬が赤くなっていた。



「俺……?」

「うん……」



ゆっくりとしっかり頷く姿に彼女の制服を整え俺は少し考えると息も整えた。



「俺もお前が好きだ。いきなりこんなことして悪かった。付き合ってくれ」



悪かったの次に付き合ってくれ、というのはどうなのかと自分でも思ったが嬉しそうに笑って頷くリーシャを見て俺も口元を上げた。









始まりはめちゃくちゃだったけれど、幸せに感じる心は穏やかだった



(手、繋いでいいか?)

(うん……)

((今の表情やべェな……))

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