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「#幼馴染」のBL小説を読む
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- ナノ -
 
01


こんにちは。

私は下っ端海兵のメイス・リーシャです。

突然ですが、今ピンチです。

ぐすん……。



「嬢ちゃん本当に海兵なのかァ?」

「ギャハハ!海兵を花屋と間違えたんじゃねェの!?」

男の一人がそう言うと片方の男が馬鹿にするように笑う。
そんな私は只今その男の人達二人に追い詰められています。
男二人がこちらを見下ろしながらゲラゲラ笑っているのをただ見ているしかなかった。
なぜかって?

こ わ す ぎ る か ら !!

「っ……うぅ……」

「おいおい、震えてるぜェ?」

「大丈夫だって、嬢ちゃんに悪いようにはしねェからよォ?」

(絶対嘘です!だってだって……ニタニタしてる!!)

目に涙を浮かべながら心の中で叫んでいると男の人が腕を掴んできた。

「ひぃっ!は、放してくださいぃ!」

「ハッ、威勢がいいなァ」

「これからだぜ?嬢ちゃん」

男の人がそう言うと同時に腕をグイッと引っ張られる。

(どどど、どうしようっ!!)

パニックになりながらも必死に抵抗するけれど力の差は歴然で全く意味がなかった。
もうどうすればいいのかわからない。

――そんな時だった。

「面白そうなことしてるじゃねェか」

突然第三者の声が聞こえた。



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