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- ナノ -
 
04

おれ達はあれから島を出て今は違う島に来ていた。

「あれからあいつみねーな」

「あいつってリーシャのこと?」

「あぁ」

シャチが頷くとペンギンがため息をつく。

「はぁ……あいつは賞金稼ぎなんだぞ?」

「そうだけどよ……なんつーか、憎めないんだよな……」

シャチの言葉にペンギンはそうだが、と言葉を詰まらせた。

「まぁ、この島にいたりするんじゃないか?」

いつもそうだ、リーシャはペンギン達がいる所には必ずいる。
今回もそうだろう。

「おれは絶対この島にいるに賭けるだな!」

「おれもそう思う」

シャチとベポの言葉に絶対的な確信が含まれていることにペンギンは苦笑いするしかなかった。


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